一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「発掘!歴史の埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代」(高野光平)

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発掘!  歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代 (光文社新書)

発掘! 歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代 (光文社新書)

  • 作者:高野 光平
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/07/17
  • メディア: 新書
 

このタイトルに惹かれて読みました!いや〜すごい!かつてこんなCMがあったの!?まさに「広告は時代を移す鏡」だね〜。

 

「画像385点収録!こんなモノがあったのか!ナゾだらけの草創期テレビCMの実態とは。「名作」とはひと味ちがう、無名の発掘物でたどる「もうひとつのテレビCM史」。CM史研究の第一人者が解き明かす」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・この本では徹底して無名の作品しかもこれまでほとんで扱われることのなかった最古の時期、具体的に言うと、日本初の民間テレビ放送局・日本テレビ放送網が開局した1953(昭和28)年から、東京オリンピックの1964(昭和39)年くらいまでの創成期のCM(コマーシャル・メッセージ)からもうひとつのテレビCM史」を記述しようというのがこの本のテーマである。
 
現在では処方箋がないと入手できないトランキライザーが当時は市販されていて、テレビCMが流れていたという事実に驚かされる。不安とイライラに襲われた男性の鋭い目つきがとても不気味で、心から離れない。
 
食品添加物「ケーキにもパンにも、毎日のお惣菜にも、あらゆる食品の中に生きている」とナレーションは誇らしげに言う。昭和30年代ならではの価値観である「広告は時代を移す鏡」だ。
 
今ではCMをしなくなったタバコ。「ハイライト」は今ではもっともキツい部類に入るヘビーなタバコだが「軽いタバコ」とうたっていて驚かされる。むせかえるほどの辛口、あれを軽いと感じるとは、健康志向の強まった現在の感覚ではなかなか理解しがたい。
 
「麺類用雪印バター」の「バターうどん」「バターそば」という言葉のインパクトに惹かれた。当時の人々にとっては、それがおいしかったかどうかはともかく、そのこってりした味こそが滋養に富んだ食品の象徴であり、体中に栄養が行きわたる実感をもたらしてくれたのではないか。
 
昔は今のように水分を持ち歩く習慣がなかった。水や麦茶は携帯用に商品化しておらず、水筒はかさばるので常時持ち歩けない。多くの人は外出先でのどが渇いたら公園や水飲み場で水を飲んだ。給水器がいろんなところにあり、そこで水を飲んでいた
 
その他、「ミッションコーラ」「歌う雑誌KODAMA(ソノシート付き雑誌)」「ドリームランド(奈良)」「積水化学のポリペール(フタ付きプラスチックごみ箱)」「衣服の破れのセロテープ」「S&Bガーリック」「青焼きから静電式へコピー機の革命「リコピー7」」「町のオアシスー紙コップ式ジュース販売機」「ガス冷蔵庫」「ウインナなるへそチョコレート」「江崎グリコ鉄人28号グリコ日光写真」」「野球カード入りジンタンガム」「現存最古の政党CM」「キングトリスガム=現役時代の川上哲治が出演」「NHKごはんの前には手を洗いましょう」」「津村順天堂の紙切り天気予報」

など。

 

これはぜひテレビで特番をやってほしいなあ。永久保存版にしてほしいなあ。オススメです!(・∀・)♪

 

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発掘!  歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代 (光文社新書)

発掘! 歴史に埋もれたテレビCM 見たことのない昭和30年代 (光文社新書)

  • 作者:高野 光平
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/07/17
  • メディア: 新書