一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか」(小松英雄)

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日本語の歴史: 青信号はなぜアオなのか[新装版]

日本語の歴史: 青信号はなぜアオなのか[新装版]

 

この本のタイトルを見て、なるほどなー!と思いました。そーだよねー!「ミドリ信号」っていわないもんね。それに 違和感を覚えなかった!(笑)その疑問が分かります!

 

役に立つ日本語史入門。身近な疑問を着実に育て、日本語運用のメカニズムに迫る。
数々の新見を平明に提示した、日本語史研究の新しい波(ヌーヴェルヴァーグ)。
名著の新装版!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
「御飯を炊く」「湯を沸かす」は理屈に合わない。「米を炊く」「水を沸かす」と言うべきだ。日本人は論理に弱い。日本語は不合理な言語だ。「絵を描く」「家を建てる」は、描いて絵にする、建てて家にする、と理屈は同じ。現代語は「水を飲む」であるが、平安時代には「水飲む」であったというのが古典文法の常識である。
 
青信号の色はアオではない。どうしてミドリ色なのにアオ信号?「青信号」は英語では「green light」中国語では緑灯である。
 
・一説に、古代日本語では、固有の色名としては、アカ・クロ・シロ・アオがあるのみで、それは明・暗・顕・漠を原義とするという。本来は灰色がかった白色をいうらしい。本来は灰色がかった白色」をさす語であったアヲが、どうして、現代語では「晴れた空のような色」や緑色をさすようになったのか。
 
・つぎのような解説もある。「よく澄んだ空の色に代表される、赤に対する暗い(落ち着いた)感じを受ける色」だが青空の色も青葉の色も「暗い」の対極にある明るい色である。
 
・つぎのような事実があることに注目したい。
 
1 アカの反対色はシロである……運動会、吉事
2 アカの反対色はアオである……色鉛筆、カビ、鬼、紫蘇、カエル
3 クロの反対色はシロである……凶事、容疑、素人/玄人
4 以上の4色以外の色に反対をもつものはない
5 アカアカト、シラジラト、クログロト、アオアオト、という形式の副詞があるのはこれら4色だけである
 
以上の事実は、現代日本語の色名の中で、アカ、アオ、シロ、クロの4群が一群になって特別の位置を占めており、相互に綿密な関連をもっていることを示している。いわば、日本語の四原色に相当する。
 
・つぎのように、ほとんどすべてミドリ色の対象をさしている。青空」「青鉛筆」などは数少ない例外である。青葉、青菜、青海苔、青物、青りんご、青桐、青虫、青竹、青豆、青畳、アオミドロ(青水泥)、青二才、青ビョウタンなど。
 
ほー!まさに目からウロコっ!!!日本語ってスゴいわー!オススメです。(・∀・)!♪

 

 

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日本語の歴史: 青信号はなぜアオなのか[新装版]

日本語の歴史: 青信号はなぜアオなのか[新装版]