先日、講演会でようやくお会いすることができた天才コピーライターのひすいこたろうさん。そこ会場で買った本がコレ。ひすいさんの息子、ユータロー君が幼稚園の頃から高校2年生になるまでに、実際にあったやりとりをまとめたもの。このエピソードが天才の片鱗が見え隠れしている!そのエッセンスを紹介しよう。
・大人になると、子どもの悩みは小さな悩みに見えます。でも、 子どもから見ると、 大人であるあなたの悩みっだって小さく見えるんです。「え? そんなことで悩んでいたの?で、何が問題?」って。 子どもの悩みは、大人が解決できるけど、大人の悩みは、 子どもが解決できるんです。
・息子が英語で0点を取ってきたことがありました。 高校受験が迫っている中での0点。「お!0点か! とおちゃんは0点の答案用紙、初めて見たぞ」
すると息子は、こう言ってニヤッと笑ったんです。
「自信あったんだけどね〜」
イヤイヤイヤイヤ、普通、0点って、絶対、 自信ないはずなんです!
・息子が中学生の頃、一緒にファミレスに行ったとき、 ケーキを床に落とし、 でもそれを拾ってそのまま食べようとしたので「汚い! やめなさい!」と言ったら、
「とおちゃん、オレにとって床も皿だぜ」
そう、サラッと言ったんです。皿だけに。超ドヤ顔で。
・息子よ。キミがお菓子を食べていたときのこと。 口の周りが砂糖だらけになって、カミさんから「 口の周りが砂糖ついてて汚い!」って叱られたとき、 キミは平然として
「これは非常食だ!」
口までの距離わずか1cm。世界で一番近い非常食だね。
・息子よ。あるレストランで、キミはコーラを頼んで、 出されたコーラをひと口飲むやこう言ったね。
「とおちゃん!!!!!このコーラ、ペペロンチーノの味がする! 」
しないから!絶対にしないから!
「とおちゃん、わかっちゃったよ。極秘のコーラの作り方。絶対、 ペペロンチーノをすりつぶしてる!」すりつぶしてないから!
・「算数のテスト、全然わかんないだろ?」僕がそう尋ねると、 キミはこう言ったね。
・息子よ。ある年の夏休みを終えた朝、キミはこう言ったね。
「とおちゃん、オレは一世一代の賭けに出ることにした!」「何? どうした?」
「夏休みの読書感想文、去年と同じものを出そうと思うんだ。」「 一世一代の賭けってそこ?……でも、先生、 確か去年と同じ先生だよね?」「とおちゃん、 だから一世一代の賭けなんだよ。 先生が去年の読書感想文を覚えてたらアウト!でも、 オレは覚えていない方に賭ける!」 一世一代の賭けに出るところが間違ってるから!
・息子よ、キミとモスバーガーへ行ったとき、 キミはこう感動してたね。
・息子よ、カミさんの誕生日にキミは、 こう言ってお祝いしてたね。
・息子よ、受験が迫っても全く勉強しないキミに、 カミさんは怒り爆発で、ついにキミは塾に送り込まれていたね。 キミは、ソファーにすっと立ち、こう宣言した。
「塾に行くなら、オレは、もう二度と家庭に、 勉強は持ち込まない!」そもそも塾に行く前から、 家庭には勉強を持ち込んでなかったことを、 とおちゃんは知ってたぞ。
ある夜、8時を過ぎているのに、キミは家でゲームをしていて、 僕はあわてて「もう8時だよ!塾の時間になってるよ!」 って言ったら、キミは声を張り上げてこう言ったね。
「あんずるな!」とおちゃん、初めて言われたよ。この日は、 キミが戦国武将に見えた。
・息子よ、高校一年生にして、赤点を4つも叩き出し、「 キミが進級から今最も遠い男だ」 と先生から言われてしまったそうだね。 でも高校二年生に進級できると遠足はディズニーランドなのだそう 。「先生は、キミと一緒にディズニーランドに行きたい。 がんばってここは勉強して高校二年生に進級して一緒にディズニー ランドに行こう」でも、キミはこう言ってたね。
「進級できなくても、その日、オレ、 プライベートでディズニーランドに行くから」おおおおおーい! 先生のアツい情熱、台なしだ(笑)。
この子は大物になるなー!(笑)笑えるなー!親の顔がみたい!(笑)超オススメです!(・∀・)♪