一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「生涯助ッ人 回想録」(川内康範)

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生涯助ッ人 回想録

生涯助ッ人 回想録

 

ワタシの世代の月光仮面といえば、アニメだった。ちょっと上の世代は実写版になるんだろうけどね。そして水原弘といえばハイアースのホーローの看板。そして「カムイ外伝」の主題歌。ちょっと上の世代は「黒い花びら」「君こそわが命」なんだろうけどね。

その月光仮面「君こそわが命」の作者が同じと聞いてビックリ!そして森進一「おふくろさん」騒動で、話題になったのが川内康範だ。

 

「日本最後の無頼、疾風の人生絵巻!永遠のヒーロー月光仮面を生み、愛と別離の運命を描いた誰よりも君を愛す』で日本レコード大賞をとり、『花と蝶』『君こそわが命』『おふくろさん』など大ヒットをとばした男、川内康範。歴代宰相の懐刀として、政界水面下で躍動!「生涯助ッ人」を信条に、危険をかえりみず、あらゆる権威に立ち向かう。「巷の雑犬」「文化やくざ」と自から称する男、七十七年の無頼人生は、さながら火を吹く事件簿だ」そのエッセンスを紹介しよう。

 
月光仮面』の発想は実は仏典からきているんだ。薬師如来の脇侍(きょうじ)が、日光月光(がっこう)という。その月光菩薩から取っている。月光の慈悲は、いかなる国といえどもこれを選ばず、光を投げかける。そして汚れを照らすでしょう。それを彼は黙ってやり。正義というものは説くものじゃない、だまって示すものだこれはキリスト教にもいつながる隣人愛だ。我々凡俗は正義そのものにはなれっこないから、せめて正義の手助けをしようじゃないか。
 
「憎むな 殺すな 赦しましょう」これが、月光仮面を執筆する私の基本態度であった。おこがましくも、これこそ現代を背負う子どもたちに対する、戦争否定の精神を植えつける基本的な要素であると考えた。私の理想をオブラートで包み、甘い味をつけ、その上に七彩の色をつけて子どもたちに与えようとした。これは大乗仏教でいうところの方便である
 
僕の作品の主人公というのは絶対変身しないんだよ。レインボーマンにしてもそうです。ひとりの人間はどれだけ修行すれば、どれだけ可能なことができるか、それがモチーフとしておるから。『君こそわが命』と『月光仮面が同じ作者だとみんな不思議がるけどね。接点はあるのかと聞かれたけど、こんなにばかばかしい質問もない。時代背景やジャンルは違っても、僕の言ってることは一貫しているんです。
 
歌は庶民大衆のものだから、多くの人に愛された方がいい。だが、僕は売ろうという動機で作詞をしたことはほとんどないんです。ともと作詞家を目指したこともないすべて結果としてそうなったとしか言いようがない。俺のところにはなぜか落ちぶれた奴が寄ってくるんだ。それを放っておけないというか、それも縁なんだな。君こそわが命」は、水原弘が生き返った歌になった。
 
「演歌は人の志を運ぶ船である」僕は売るために歌なんか作らない。その時その時、その歌手やドラマの心をそのまま出すだけだ。小手先の言葉を並べたって誰も耳を傾けてはくれないもんなんだよ

 

久しぶりに水原弘を聞いたけど、いいねえ……魂に響くねえ…。「生涯助ッ人」のキャッチフレーズもいいねえ。オススメです!(・∀・)

 

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生涯助ッ人 回想録

生涯助ッ人 回想録