年とともに頭髪がウスくなっている。亡くなったオヤジと同じ様なウスくなり方をしているようだ。遺伝かな。単なる老化現象かな。(笑)
さてワタシの大好きな(笑)ズラ本の第二弾。
「恋愛の始まりは誰にとっても不安なもの。しかし、カツラー(カツラを使っている人)にとってはさらに重い十字架がのしかかる。世のカツラーたちの恋愛や結婚とは?カツラであることが言い出せず、山手線の中で大粒の涙を流したり、怖くないジェットコースターを怖がったり、彼女と旅行に行っても部屋のトイレでそそくさと頭を洗ったりと、カツラーであるが故の悩みは、滑稽と悲哀が表裏一体となった深いものだ。中には結婚してからも隠し続けている男たちもいる。周囲はとっくに気づいていて、逆に気を使っている状態だが、それでも言い出せないカツラーたちの心の奥底には何があるのだろうか」そのエッセンスを紹介しよう。
・恋人ができたとき、いつ相手にカツラだと告白するか。 これはカツラーにとって大きな問題だ。 カツラだと早く伝えないと、 いろいろ気を遣って面倒なことになる。内緒にしていると、 なんだかウソをついている気がして後ろめたい。でも、 カツラだとわかったとたん、嫌われるんじゃないかと心配だ……。
・恋人ができたら、誰だって「ふたりっきり」になりたい。 できるだけ密着して、できるだけ触れ合って、 お互いのぬくもりを感じたい。 相手の気持ちをいつもいつも確かめていたい……。 だけどカツラーにとってはそれが最大の難敵なのだ。 密着したいのにできない、触れ合いたいけどバレるのが怖い! ついつい、距離を開けてしまう。本当は触れ合っていたいのに、 カツラであるがゆえに、ジレンマにさいなまれるのだ。
・恋愛初期に直面する天敵の代表格は『アミューズメント・ パーク』だ。どこにデートに行きたいかと彼女に尋ねると、 必ずと言っていいほど、「ディズニーランド」 と答えが返ってくる。 これがカツラーにとっては恐怖のひとことなのだ。ただでさえ、 風の強い場所、吹きさらしの屋外には行きたくない。そのうえ、 カツラが乱れたり、 取れる危険がいっぱいの乗り物が勢揃いしている、 それがディズニーランドだ。
・「その日は完全武装で行きました。 いつもは金具のほかには両面テープで貼るなんですが、カツラ・ メーカーから接着剤を買ってきて、 大豆ぐらいのの大きさで出して使いました」(スペース・マウンテンに乗って、 カツラが吹っ飛んだらどうしよう……ヤバイ!カツラが、 カツラが飛ばされる!頭を下げなきゃ危ない!) 風圧をまともに受けたら、 いくら強烈な接着剤でもどうなるかわからない。 風でめくれ上がらないように、 必死に頭頂部を進行方向に向けたのだ。(こうすれば、 カツラを真上から押さえつけるだけで、外れる心配はない……) すると、隣に乗ってはしゃいでいる彼女が、 いぶかしげに声を上げた。「何で下を向いてるの!怖いの?」「… …怖いわけじゃない……この程度の乗り物で怖がるオレじゃない… …」
昔「巨人の星」の「大リーグボール2号」で「消える魔球は水に弱い」「消える魔球は風に弱い」というのがあったけど、まさにそれだね!笑えないけど、笑ってしまう。オススメです!♪(・∀・)