「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「巨人軍タブー事件史 「栄光」の歴史に刻まれなかったストーリー」(別冊宝島編集部 編)

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巨人軍タブー事件史 (宝島社文庫)

巨人軍タブー事件史 (宝島社文庫)

 

 ワタシが小学生の頃、ジャイアンツはV9真っ盛り。柴田、高田、長嶋、王、末次、黒江、土井、森、堀内という黄金のオーダー。そしてミスタージャイアンツ長嶋の引退、王さんのホームラン記録714号、756号と、この頃、ジャイアンツファンになった人が多い。というか、日本国民全部がファンだったといっても過言ではない時代だったよね。

さてこの本。その栄光の影に「数しれぬ忍者の姿があった。(サスケ)」(笑)いや、その影にタブーとも言える事件史があるのだ!

「第一次長嶋政権「解任劇」で囁かれた「自宅電話盗聴疑惑」王貞治「バース敬遠疑惑」の新証言。世紀の内幕本『巨人軍の最高機密』出版の裏側―。「巨人軍は強くあれ」という故・正力松太郎の巨人軍憲章のもと、壮大なフィクション劇を演じ続けてきたジャイアンツの苦悩の歴史を検証した迫真のドキュメント」そのエッセンスを紹介しよう。

 
プロ野球の父」正力松太郎が、日本初は民間テレビ局「日本テレビ放送網」を設立したのは1953(昭和28)年、正力68歳のときである。電波とプロ野球を結び付けた大正力の枠組み作りは、プロ野球を国民的娯楽に押し上げ、球界の盟主巨人軍を不動のものにした。「嬉しいです。小さいときから巨人ファンだったのでー」全国からジャイアンツに入団する選手たちが、何度この言葉を繰り返したことだろう。テレビが「憧れの巨人軍」を演出し、有力な選手が集まる。そしてまた、チームは強くなる。この好循環が「影響の巨人軍」を支えた黄金率であった、だが、その歯車は音を立てて軋み始めている
 
特に、「憧れのジャイアンツを訣別する清原が描く「KK時代」最終章」「禁断の「ファン批判」をブチ上げた堀内「敗戦の弁」の問題部分」「愛と青春、そして汗 若大将「原辰徳」の「在りし日に寄せて」」「急死した巨人の星湯口敏彦」のノートが語る川上野球の「真髄」と「圧力」」「代議士になった江川の「女房役」元作新学院捕手・亀岡偉民氏が語る私だけが知る「江川卓」と「空白の一日」」「長嶋番記者 故・「岩田睦美」さんとミスター「寵愛」が生んだ重圧」「高橋由伸から「華」を奪い取ったドラフト前日「未明」の家族会議」「福岡に「新・球界の盟主」を育てた王貞治の「サイレント・リベンジ」」「「キョッポ」(僑胞新浦壽夫が「国籍」から自由になった日」「巨人軍スキャンダル事件史」など。

 

いや〜忘れていたけど、あるある!!!栄光の数だけあるよね〜!(笑)裏表を知ることが大事だよね。野球ファン必読っ!オススメです!(・∀・)

 

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巨人軍タブー事件史 (宝島社文庫)

巨人軍タブー事件史 (宝島社文庫)