一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「1988年10・19の真実 「近鉄-ロッテ 川崎球場が燃えた日」」(佐野正幸)

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新版 1988年10・19の真実―近鉄-ロッテ ダブルヘッダー 涙の川崎伝説

新版 1988年10・19の真実―近鉄-ロッテ ダブルヘッダー 涙の川崎伝説

 

 野球観戦していて、ふと思い出す……。今は「阪急ブレーブス」も「南海ホークス」も「太平洋クラブライオンズ」も「ロッテオリオンズ」も「日拓ホームフライヤーズ」も、そして「近鉄バファローズ」という名前、そうパ・リーグ全球団の名前が消滅しているのだ!

さてこの本。「『10・19』……このダブルヘッダーに連勝してはじめて逆転優勝となる大一番、平日の水曜日、相手は最下位のロッテ。客が入らない、汚い、狭いの三悪川崎球場が超満員になり、異例のCM抜きでテレビ朝日が生中継し、50%近い視聴率を稼ぎ出した。そして著者を襲った“故郷”阪急の身売り、札幌の父親の危篤。そう、公私共々ドラマ尽くしの一日」そのエッセンスを紹介しよう。

近鉄バファローズは不思議なチームである普段は不人気を絵に描いたようなチームなのにもかかわらず、今振り返ってみると、ドラマティックな試合によくからんでいるのだ。江夏の21球で有名になった1979年日本シリーズ第七戦とか、1989年の日本シリーズで、巨人に三連勝して四連敗を喰らったとか……。とりわけその中でも『10・19』と呼ばれ、後世語り継がれることとなった川崎球場の対ロッテダブルヘッダーは、ドラマティック中のドラマティック……いわば極致ではなかったかと思われる。舞台は最も顧客の少ないことで有名な川崎球場相手は最下位のロッテオリオンズ。しかも平日開催。世の中は天皇陛下重篤による自粛ムード。優勝への条件も厳しく、とにかく引き分けも認められない二連勝が絶対条件なのだ。どう考えても最悪のシチュエーションで行われたこの試合。それがいったいどうして日本全国の感動を呼んだのか
 
川崎球場関係者には気の毒かもしれないが、たとえるなら私は芸能界やスポーツ界のビッグカップルの結婚式を、片田舎の公民館が急に仕切ることになったような感じがした。のんびりした町が、世間に突然注目された情況……これが川崎球場のこの日の状態であった。
 
『10・19』のあとの日本シリーズで、中日を4勝1敗の横綱相撲で破り、三年連続日本一となった西武ライオンズの選手のコメント。石毛宏典清原和博両選手が、「こんなことで負けたら、近鉄に対して申し訳が立たないです。顔向けができませんよ。もしぼくが一野球ファンだったら、絶対に近鉄を応援していましたよ」
 
ニュースステーション久米宏。「関東で30%、関西ではなんと46%の視聴率を取った。これはたいへんなことである。ではなぜこの試合が、視聴者の圧倒的な支持を得たのか、その辺を探ってみたい」と特集番組で趣旨を語っていた。まさに社会現象であったといえる。
 
詳細は、「ドラマの幕開け」「近鉄バファローズ、この日までの道のり」「第一戦129試合目」「ブレーブスの身売り」「チケットの怪」「スタンドの異常事態」「川崎球場はすばらしい?」「決死の最終戦」「もうひとつの敵『時間』との闘い」「大熱戦に冷や水をぶっかけた男」「絶望の10回裏守備」「見果てぬ夢」「それからの『10・19』」「予想外の出来事」「知られざる『10・19』秘話」「パ・リーグは永遠である」「特別対談 淡口憲治×阿波野秀幸×佐野正幸」「近鉄バファローズよ、どこへ行く」

 

ああ〜思い出す〜!!!近鉄バファローズ、良かったなあ!野球ファン必読っ!オススメです!(・∀・)♪

 

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新版 1988年10・19の真実―近鉄-ロッテ ダブルヘッダー 涙の川崎伝説

新版 1988年10・19の真実―近鉄-ロッテ ダブルヘッダー 涙の川崎伝説