どうやら人間はモノを集めたくなるイキモノらしい。(笑)ワタシの場合はギターかな。いままで29本購入し、現在では10本のギターが所狭しとリビングとワタシの部屋に並んでいる。♪
さて、この本。「著者は建築家宮脇檀の長女。
・宮脇家にある椅子は、 すべて違う椅子だと言ったら驚かれるでしょうか。父は、 二十世紀名作椅子のコレクターだったのです。 ダイニング用の椅子も、我が家ではみんなバラバラです。 狭い我が家は椅子で占領されていました。「 男はコレクションをしたがるもの、自分のハーレムが欲しいのだ」 と父は言っていました。 それにしても父のコレクションは多岐にわたっていたのです。 世界中の地図はガイドブック、民芸小物、遺跡や建築物の「 かけら」しかし、一番のコレクションは何といっても「椅子」 です。
・何かお祝いがあれば一脚買い、 後になると買うために何かお祝いを作り出す、 なんてことをしながら増えていったのだそうです。 最盛期には200脚を数えるまでになったのです。
・「椅子は座りよければよいすか」父のエッセイの題名です。「 どの椅子が一番座りやすいですか」 これほど答えにくい質問は無かったと言っていました。
座りやすさはもちろんですが、父は造形のプロ、建築家です。 椅子自体の美しさも評価の大きなポイント。 そして多くの椅子を知っているだけに、 それぞれの良さや欠点だって知っています。 だから答えるのが難しい。「 どの女性が一番いい女ですかって聞かれたたら、困るだろ」 だそうです。
椅子には全く興味がなかったけど、この本を見て愛用の椅子が欲しくなりました。(笑)オススメ、いや、『イス』スメです。(笑)(・∀・) ♪