「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「なぜあの人が話すと納得してしまうのか?」(大森健巳)

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さあ!とうとう「令和」が始まりました〜!おめでとうございます〜!パチパチ〜!♪\(^o^)/ 記念スべき一冊目を紹介しましょう。

 

ワタシが日本のプレゼンターで最も優れていると認めているうちの一人が大森健巳氏だ。彼のプレゼンは楽しい、オモシロイ、ワクワクする、巻き込まれる、巻き込まれたくなる!(笑)氏の著作が出た!ということで遅ればせながら読みました。「世界一クリエイティブな伝え方」としても出版されているね。

 

「交渉を制するものが人生を制する――」世界一のサクセスコーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズ、不動産投資のロバート・キヨサキマーケティングの天才ジェイ・エイブラハム、販売心理学のブライアン・トレーシーなど、各分野で「世界一」と呼ばれるトップたちと一緒の舞台に立つ唯一の日本人・大森健巳氏が提唱するバリュークリエイト交渉術」は、従来の交渉の概念を覆す、まったく新しいコミュニケーション法」そのエッセンスを紹介しよう。



・相手が「駆け引き型の交渉」をしてきたときにはこう言うのです。「そうですね。ではお互いにどんな価値創造をできるかやってみませんか?」このように交渉の達人は、協力的な状態をつくるために努力し、駆け引きや、せまい範囲の交渉にハマらないように気をつけながら会話をします。「わかりました。そちらの要望を飲んで私はそれをやりましょう。それで、君たちは私に何を知れくれるんだい?」「何か私がお役に立てることはありませんか」このフレーズは非常に強烈です。(返報性の法則)


・高い報酬を取っている米国の弁護士で、テレビで見るような攻撃的なスタイルの弁護士は2%もいません。交渉相手と競争的な関係で話すと、成功率が4分の1で利益が半分になるという調査レポートがあります。逆に相手と協力的な関係を築いた場合、90%以上のケースで利益が上がります



統計上、6%の人は何をしてもあなたを嫌ってきます。特別な理由でもないかぎり、そんな相手をなんとかしようとする苦行はムダだと考え、あなたを待っている人と価値創造を目指しましょう。

・ハーバード流交渉術の4つの承認欲求

1 価値理解:自分の勝ちや、自分が良いと思っている価値を認めて欲しい
→「ありがとう、あなたのおかげで○○ができました」という言葉がけなど。

2 自律性:自分でコントロールしている。自分で自由に決めたい
→「私はA案とB案であれば、A案がいいと思うけど、いずれにせよ、あなたが決めてもらっていいですよ」など。

3 ステータス:地位を認められている。尊重されていると思いたい。
→「あなたは○○のスペシャリストですよね」と専門性を認めるなど

4 役割:自分の役割や活動に満足したい
→「いつも○○してくれて助かります。△△さんしかできない仕事ですよね」など。


「質問は1つの法則」を破ると失敗する。
→質問がシンプルなほど、答える側は情報を多く出し、逆に複雑な質問をすると「はい」「いいえ」で答えられる程度の少ない情報になってしまいます。
ダメな質問の例「あの件の進み具合はどうですか?○○さんから催促されて、あせっているかもしれませんが、早めに処理しないといけないのでは?」


バリュークリエイト交渉術

1 ゴールが最も大事
2 相手の認識がすべて
3 本当の問題を探す
4 価値ある解決策を創り出す

 

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・交渉の7つ道具


1 巨大隕石と北極星
2 感情のお見舞い「○○さん、お怒りじゃないですか」感情はエネルギー。ケガで入院した人をお見舞いに行くような誠実な態度で伝える。
3 相手のルールを使う
4 フレームコントロール
5 不等価交換
6 段階的に進める
7 オープン・非操作

 

もっと説得力と影響力を身に着けたい方!オススメですよ〜!(・∀・)

 

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