「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ひとつのねがい」(はまだひろすけ)

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ひとつのねがい

ひとつのねがい

 

人にはいえない自分の夢があるよね。誰にでもこれだけは達成したいという夢があるよね?(?あれっ?ない?)

 

ワタシは3つあった。ひとつはレコードを出すこと。それは26歳のときに達成。そして残り2つはナ・イ・シ・ョ!(笑)なんだけど、数年前にそれを達成したときは感無量だったなあ!(・∀・)♪

 

さてこの本、ワタシの大好きな「泣いた赤おに」で知られる浜田廣介の知られざる名作、初の絵本化。 「一度は星のように輝きたい──年老いた1本のガス灯が、長年の願いをあきらめて、自分のつとめに無心に専念したとき、思いがけない幸福が訪れる……」そのエッセンスを紹介しよう。


「もう、おれの一本足も、よぼよぼである。夜にも、さっと風が、あれだしたら、
もうなにもかも、おしまいなんだ」



がい灯の、たったひとつの、ねがいというのは、
一生に、たった一度だけでいい、
星のような あかりくらいに なってみたい
ということなので、ありました。
そのような 願いを だいて
がい灯は、ひとつところに
何年も立ってきたので ありました


「ああ、だれか、ひとことぐらいは……
おれだって、こうして、長いあいだ……
道を てらしているんだからなあ
たまには だれか、
ーあかるいやつだなあ……
なあに『やつ』といっても かまわない
そう いってくれたらなあ……
そうして おれを、じっとみて
ーこいつは、、まるで、星みたい」


「かなった。かなった。おれのねがいが。」

 

……思わず泣けてくる……夢が叶うっていいよね。親子で読んでほしいなあ。オススメです。(・∀・)

 

 

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ひとつのねがい

ひとつのねがい