その昔、小学校の頃、買った本が初代引田天功の手品入門。この頃かあら手品やマジックが大好きだったんだよね。そしてそのタネとからくりが載っているのが、またオモシロかったっ!それから手品本シリーズを読んだ記憶がある。(・∀・)
さてこの本、その頃読んでいた懐かしい名前、松田道弘氏の本だよ。(・∀・) ギャンブルやギャンブラーの種明かしを読み物にしたのだ。そのエッセンスを紹介しよう。
・この本の目的は、ひところでいえば、ある種の娯楽アイディアを、読者に読み物として提供することです。どんな種類の娯楽かときかれたら「だまし、だまされることの娯しさ」だとしかお答えできません。人類はその発生以来、リビドー(性的欲望)や食欲の充足といった本能を満足させるだけでなく、レジャーとしての遊びの活性化に、そのありあまるエネルギーをつぎこんできました。ギャンブルもそのひとつです。
・「これまでに誰ひとり見たことがないもので、これから先ぜったいに見ることのできないものがあるんだ」
・(早飲み競争)「私はコップ三倍のビールを、あなたが、ウィスキー・グラス一杯のウィスキーをのむより早くのんでみせます。まず最初に私に一杯のませてください。これくらいのハンディがあってもいいでしょう。私が一杯をのみ終わって、コップをテーブルに置くまで、あなたはウィスキー・グラスに手を触れてはいけません。誰かに助けてもらってはいけません。また相手のグラスに手を触れるのは反則とします」
その他、「バーベットの周辺」「コロンブスの卵」「カードの穴をくぐりぬける」「家より高くジャンプする」「黒と言ったら負け」「あなたの名刺」「オッズの魔法使い」「ピーナッツを道路の向こうまで投げてみせる」「ゴルフボールを1マイル飛ばす」など。
古典的なネタだけど、いちどやってみたいなあ。試してみたいなあ。オススメです。(・∀・)