「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「キッズのココロ わしづかみ術」(小島よしお)


キッズのココロわしづかみ術


「そんなの関係ねぇ!」で一発芸で一時代を築いた(?)小島よしお。最初に見たときはおもしろかったねえ。(・∀・)


最近テレビで見ないとも思ったら、2011年から子ども向けお笑いライブを開催しているんだって。
その数年間100本以上、累計600本以上だって。スゴいねえ!


「そのなかで培った「子どもと触れ合う極意」と、両親のこと、早稲田大学受験、その後芸人として歩んできた道のりを振り返ってわかった、大人へと成長するために大切なことを語る。子育てに悩み、子どもの将来に不安を抱くお父さん、お母さんへのメッセージ。未来ある子どもたちが、厳しい今の世をしっかりと、元気に明るく、生き抜いていけますように!」そのエッセンスを紹介しよう。




・子どもがもっている素直な感情を引き出すためには、どうすればいいと考えます考えますか?僕が大切にしているのは「場」の空気に触れさせることです。僕は、あえてしばらく放っておくようにしています。それは、子ども自身に「様子見」の時間をあげるということです。その原因は「情報が多すぎること」自宅や行き慣れた場所ではなく、はじめての場所というだけで子どもの頭のなかは、新しい情報であふれています。それに加えて、はじめて会う人々です。まずは大量の情報を処理することに精一杯で、コミュニケーションどころではありません。「様子見の時間」というのは、いわば「情報処理をする時間」なのです。


・ただし、放っておくといっても、子どもが見せるわずかな変化を見逃してはいけません。環境に慣れてきた子どもは、しだいに「一緒に遊びたい!」というサインを出してくるでしょう。目線を送ってきたり、ソワソワしたり。そんな子どもの様子を垣間見することができたら「よし!絵本を呼んであげようか?」とか「お腹は空いてない?」とか言って、会話のきっかけをつくればいい。


・小さな子どもというのは、とにかく大人をよく見ています。よくも悪くも「観察眼」が鋭い。そいてそれをマネします。また、子どもの言葉づかいは、親の影響を多分に受けます。もちろん内容もしかりです。「犬は集団のなかで序列を見極めようとする」と言いますが、人の子にも同じ習性があるような気がします。


子どもを子ども扱いしないこと。子どもを大人あつかいすることで、実際に大人になっていきます。


その他、「子どもの答えを否定しない」「「天の邪鬼」を利用する」「子どもは基本的に、ボケよりもツッコミが大好き」「成功例を見せてあげること。失敗例はうまく使うこと」「いないないばー最強説」「「ゲッツ!」はなぜ人気があるのか?」など。


子どもにターゲットを絞るところがカシコい。これは実践できそうだね。オススメです。(・∀・)




キッズのココロわしづかみ術