「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「手塚治虫WORLD 少年マンガ編 これがホントの最終回だ!」

     


手塚治虫WORLD 少年マンガ編―これがホントの最終回だ!


マンガの神様、手塚治虫が亡くなったとき、ハッキリ覚えている。ちょうど昭和の終わり。美空ひばりが亡くなったのと同じなんだよね。時代の終焉を感じたものだね…。


さてこの本。膨大な手塚作品の中の少年マンガの中から最終回を集めたもの。「いきなりステーキ」じゃなくて「いきなり最終回だ。(笑)


鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」、「ジャングル大帝」、「ワンダー・スリー」、「どろろ」、「リボンの騎士のラストと、各作品にまつわるエピソードが収録。


とくにブラック・ジャックは、連載最終回と読切最終回の2話あるって知ってた?ああ〜あったあった!特に連載最終回のなんともいえない、胸がしめつけられるような切なさと哀しさ……タマラナイ……。この名言が収められている。


ブラック・ジャックくん、われわれは医者なんだぞ。神さまじゃないんだ。これだけは きみも キモにめいじておきたまえ 医者は 人をなおすんじゃない 人をなおす手伝いをするだけだ なおすのは……本人なんだ。本人の気力なんだぞ!医者が人の生き死にのカギをにぎるなんて、思い上がりもはなはだしいんじゃないか?」


ああ……いいなあ……ブラック・ジャック再読したいなあ。どろろもいいなあ。マンガファン、手塚ファン必読!超オススメです。(・∀・)



     


手塚治虫WORLD 少年マンガ編―これがホントの最終回だ!