「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「人類が知っていることすべての短い歴史(上)」(ビル・ブライソン

 


人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)


大人になってからの方が勉強する意欲が湧いているような気がする。歴史や日本語、数学、心理学、そして物理、化学。(・∀・)

さてこの本。学生時代に出会っていれば理科嫌い(?)にならなかったような気がする。


「こんな本が小学生時代にあれば……。宿題やテストのためだけに丸暗記した、あの用語や数字が、たっぷりのユーモアとともにいきいきと蘇る。ビッグバンの秘密から、あらゆる物質を形作る原子の成り立ち、地球の誕生、生命の発生、そして人類の登場まで――。科学を退屈から救い出した隠れた名著が待望の文庫化。138億年を1000ページで学ぶ、前代未聞の“宇宙史”、ここに登場」その中でも、あのアインシュタイン登場の記述が衝撃的なのだ。そのエッセンスを紹介しよう。


・画期的な事件ー新たな時代の夜明けーは、1905年に訪れた。その年、ドイツの物理学雑誌「物理学年報」に、若きスイス人官僚による一連の論文が掲載された。その人物は、大学に所属せず、研究室にも出入りせず、図書館に通い詰めることもせず、三級技術審議官として連邦特許局で働いていた。彼の名はアルバート・アインシュタイン。その波瀾に富んだ一年のあいだに「物理学年報」に5件の論文を提出し、そのうち3件は、「物理学史上最も優れた論文に数えられる」


・詩人のポール・ヴァレリーアインシュタインに、着想を記録するノートを持ち歩いているのかと尋ねたとき、アインシュタインは穏やかだが心底めいた驚いた顔を向けた。「ああ、その必要なありませんよ。着想を得ることはめったにないですから」と彼は答えた。アインシュタインが着想を得たとき。それはたいていすばらしいものだった。そして、アインシュタインの次なる着想は、あらゆる人々がこれまでに得た中で最上の部類に属する。いや、文字通り空前絶後と言っていい。


アインシュタインの発想とインスピレーションはどこから来たのだろうか?スゴすぎるっ!下巻も読みたいっ!オススメです。(・∀・)


 


人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)