いよいよ球春到来っ!プロ野球がもうすぐはじまるねー!楽しみ〜!(・∀・)!
栄光の影に数知れない敗者の世界がある……「増渕竜義、入来祐作……ドラフト1位で華やかに入団後、厳しいプロの世界で挫折を味わいながらも苦闘し、今は引退後の新しい人生に挑む7人の姿に迫るノンフィクション」その中の代表的なものを紹介しよう。
「少しぐらいバカにされてもいつも謙虚で」入来祐作(1996年、読売ジャイアンツ1位)福岡ソフトバンクホークス三軍コーチ
「引退してすぐにコーチになった人を見ると、人間性が評価されているんですよね。現役と接していても『こいつ、ええヤツやなあ』と思う選手は何かを手伝っただけえ、『入来さん、ありがとうございます』と気持ちよく言ってくれる。そういう部分がほかの選手とは違います。そういう人がその後、コーチになっています。自分にはそこが足りなかったし、いかに横着だったのかと思います」
「野球の才能は別の世界で通用しない」桧山泰浩(1985年、近鉄バファローズ1位)司法書士
「引退後の仕事というと飲食業が多いけど、自分には合いそうもない。180度違う世界はないかと考えたとき、資格業が浮かびました。『食える資格』というのはどれも難関です。検討してみると司法書士以外は大学の卒業資格がいる。司法書士なら大学に行かなくても取れる。運良く司法書士事務所で働くチャンスをもらいました。27歳の7月です。好きとか嫌いとか言える立場ではないからスムーズに入れました。私には野球界での苦労や挫折がありましたから、それに比べたら受験勉強なんか、屁みたいなもんでしたよ。」
「そもそも日本の高校球児が勉強をしないということが一番の問題じゃないでしょうか。学生のころに勉強したことがないから、野球界にしがみつく。制度の問題だと思います。高校生にはちゃんと勉強させないと。早いほうがいいんです。早く自分で見切りをつける勇気も大事なんですよ。球団も、ダメという選手は、クビにしてやった方がいい。それが親切心です」
「ドラフト1位なのになぜ成功できなかったのか?」「150キロ右腕が引退を選んだ理由」増渕竜義(2006年、東京ヤクルトスワローズ1位)『King Effect』代表 野球スクール『Go Every baseball』塾長
「2年目のジンクスに敗れた新人王候補」真木将樹(1997年、近鉄バファローズ1位)法政大学野球部コーチ
「覚醒しなかった三拍子揃った大型内野手」渡辺正人(1997年、千葉ロッテマリーンズ1位)石川ミリオンスターズ監督
「野球をやめたら「人間」が問われる」田口竜二(1984年、南海ホークス1位)白寿生化学研究所 人材開発課課長
「巨人のドラ1のプライドが消えた瞬間」横山忠夫(1971年、読売ジャイアンツ1位)手打ちうどん『立山』店主
いいねえ。ドラマチックだねえ。長嶋巨人の頃の横山、懐かしいねえ。背番号15だったよね。彼らは敗者じゃないよね。野球ファン必読、オススメです。(・∀・)