「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「迷宮の花街 渋谷円山町」(本橋信宏)

   


迷宮の花街 渋谷円山町


言わずと知れた全国の若者が集まる街、渋谷。当然のように昔からよく行っている街だよねー。新橋、神田神保町上野御徒町の方が好きだけどねー。(・∀・)

さて、この本。著者の本橋信宏さんのディープな街の物語シリーズ。これらの本もよかったよね。


「上野アンダーグラウンド」(本橋信宏
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20180120


「東京最後の異界 鶯谷」(本橋信宏
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20170111


花街の風情をいまも伝える路地、黒塀、石段――。時代の最先端・渋谷駅周辺の中にあって、円山町に生きる人々は昭和の混沌と再開発の狭間に生きている。かつて400人以上いた芸者は現在、わずか4人。いまでは都内有数のラブホテル街となり、素性を知られたくない男女の密会場所となっている。この渋谷の異空間はいかにして生まれ、今に至るのか。そしてどこへ向かうのか。その歴史と地理的背景、男女の肉声を採録」そのエッセンスを紹介しよう。


ラブホテルは日本だけにあるもので、最近では日本を真似て台湾、韓国にもできてますけど、外国の方が日本に来てぜひやってみたいことの一位が富士山に登ること、二位が温泉に浸かること。そして第三位がラブホテルに入ることなんです。(日向琴子)


小学3年生のとき、9歳、1973年(昭和48年)。「雨」につづいてヒットした三善英史の三善英史の「円山・花町・母の町」に、隠されたドラマが!円山町生まれだったんだねえ…実話だったんだねえ…。今聞いても、胸に響くねえ…。


三善英史「円山・花街・母の町」
https://www.youtube.com/watch?v=DrfqEy2Fuak



その他、「花街の記憶」「円山芸者」「丘の上のホテル街」「風俗の街として」「18年目の東電OL事件」「密会場所に向かう女たち」「死と再生の街」など。歴史とストーリーがあるんだねえ……。


ワタシも、円山町には忘れられない女性との思い出が……いや……やめておこう……。オススメです。(・∀・)


   


迷宮の花街 渋谷円山町