「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「相性」(三浦友和)

 


相性 (小学館文庫)


70年代に大好きだったドラマ赤い疑惑山口百恵の共演者、三浦友和がかっこよかったー!(・∀・)!


結婚30年、俳優40年、人生60年。俳優・三浦友和による初めての自伝的「人生論」山口百恵との結婚、家族の絆、演じるという仕事。夫として、父親として、俳優として、少年時代から、還暦までの半生を振り返った大反響ベストセラーの待望の文庫化。夫婦とは何か、家族とは何か、仕事とは何か。さりげなくも独特な三浦流の人生哲学が満載。文庫版だけの最新特別インタビューも収録」そのエッセンスを紹介しよう。


夫婦円満の秘訣はなんですか?」「相性です」身も蓋もない言い方かもしれませんが、自分ではかなり合点がいってる。仕事、上司、仲間、親、友人、教師、恋人、妻、子供……相性が良ければこんな素晴らしいことはない。私は、素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる。出会いから30数年倖せに暮らせているのだから、たぶん勘違いではなさそうだ。私たち夫婦は本当に喧嘩をしたことがない。


・結婚するまでの6年間は、CM撮影、ドラマ撮影、年2本の映画……と1年の半分は一緒でした。後になって「あの忙しい時期にどうやってデートしていたんですか」と聞かれたけど、実際はデートなんて必要ありませんでした。現場でずっと一緒にいるんですから。「いつ恋愛感情が芽生えたんです」という質問にも困っていて、隠すわけじゃなく、わからないんです。気が付いたらそうなっていた


「結婚したら仕事は辞めるつもりでいる」彼女の意志は揺らぎませんでした。多分、ここで初めて「責任感」ということを自覚したのだと思います。自分の中で、何かの「スイッチが切り替わった」んです。


・現在、私にはこれを破ったら罰が当たる3つの決め事があります。51歳で始めた禁煙を守ること。ズルい生き方をしないこと、それと浮気をしないこと。自分の中の重要な決め事です。


・私たち夫婦は「自分たちにとって何がいちばん大事か」ということを考える癖がついていると思います。どうした心地よく暮らせるだろうか。何が大切だろうか。何が倖せなんだろうか。こういうことを、ある時期、凝縮して学ぶことができた。確認し続けてきた31年間だったとも言えます。無論これからもです。


「音楽から足を洗おうと思ったきっかけは忌野清志郎でした」


そうそう、清志郎とは同級生。高校時代から音楽の才能は飛び抜けていたんだね。へー!オススメです。(・∀・)


 


相性 (小学館文庫)