一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「戦闘美少女の精神分析」(斎藤環)

 


戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)


いつの頃からか、戦闘モノには必ず紅一点のヒロインが存在する。ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のアンヌ。「ガッチャマン」「サイボーグ009」「ゴレンジャー」などなど。しかしそれは日本独特のものなのだそうだ。(・。・)


さてこの本。「ナウシカセーラームーン綾波レイ日本の漫画・アニメには「戦う少女」のイメージが溢れている。筋肉質なアマゾネス系女戦士とは全く異なり、「トラウマ」を持たない可憐で無垢な戦闘美少女。この特殊な存在は、果たして日本文化のみに見られる現象なのか。彼女たち「ファリック・ガールズ」の特性と、それを愛好する「おたく」心理的特性を、セクシュアリティの視角から徹底的に分析する」そのエッセンスを紹介しましょう。


・あなたは「戦う少女」たちをご存知だろうか?リボンの騎士」「じゃりン子チエ」「風の谷のナウシカ」「セーラームーン……「戦う少女」の系譜とでもいうべき、わが国特有の表現ジャンルが存在する。きわめて広範囲に。甲冑に身を固め、あるいは重火器をたずさえた可憐な少女のイメージに、もはや何の異様さも感じない。


なぜアニメのヒロインはみずから武器をとり、その思春期を戦闘行為に捧げるのだろうか。なぜ彼女らは勇敢なヒーローに守られ、あるいはよりそうだけの存在に甘んじないのだろう。


・1964年に週刊少年サンデー誌上で連載が開始された石ノ森章太郎サイボーグ009。サイボーグ戦士には一人の女性(フランソワーズ・アルヌール)も含まれておりほぼこれ以降アニメであれ特撮であれ、戦隊ものには女性兵士が必ず参加するという設定が定番となった。この種の作品系列を「紅一点系」と名付けておこう。



その他、「おたくの精神病理」「ヘンリー・ダーガーの奇妙な王国」「戦闘美少女の系譜」「ファリック・ガールズが生成する」など。


ほー!なるほどー!ヘンリー・ダーガーの絵はナントモ、すごいなあ……。新しい日本文化論かも。オススメです。(・∀・)


 


戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)