「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!」(田村潤


キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)


わたしが子どもの頃、ビールといえばキリンビールだった。キリンしかなかった。60%という圧倒的シェアを誇る王者だった。それが
アサヒスーパードライ」の登場で売上が急落。2001年には40%を割り半世紀ぶりにトップの座を譲りわたす…。


地方のダメ支店の逆転劇から学ぶ、営業の極意、現状を打破する突破口の見つけ方!大切なのは「現場力」と「理念」。必死に現状打破を求め続ける、すべての営業マンに送る本」そのエッセンスを紹介しよう。


この闘いの本質はライバルとの闘いというよりも、自社の風土との闘いといえると思います。そして、現実と格闘して得ることができたのは、キリンビール社内、あるいはビール業界だけで通用するノウハウだけでなく、営業に普遍的な考え方や、物事の捉え方でした。わたしが高知での逆転劇で得たこの考え方は、現在必死に打開策を求め、間違った闘いに血を流している多くの現場の営業マンにとって、解決の糸口になるものだと思います。


・まずやらなくてはならないのは、なぜ高知でこんなに負け続けているか、その理由を探ることです。「現場の検証」が必要です。負けから勝ちに転じさせるには、なぜ負けているか、その原因を見つけ、それに応じた施策を絞る必要があると思いました。


・「これまで顔の見えないキリンビールを売っていた。何の情報もなかったから、キリンがいいのか悪いのかもわからなかった。でもそこに君というキリンの顔が現れた。自分たちが売っているビールの会社の人間が来て話をすると、うれしさやキリンのビールに対する信頼を感じるようになった」


その他、「結果のコミュニケーション」「4ヶ月の法則」「高知での敗因分析」「市場にうねりを起こす作戦」「NKK活動=N(何も)K(考えないで)K(行動する)=1時間で25軒、2時間で40軒」など。


いいねえ。使えるねえ。_φ( ̄ー ̄ )メモメモ。オススメです。



キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)