「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか」(上杉隆)

   


新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか (PHP新書)


いや〜ウッスラとわかっていたんだが…やっぱりそうだったのかあ……


「現職大臣を辞任に追い込んだ放射能つけちゃうぞ」発言は、完全なるでっちあげだった―真相を隠蔽して虚報を流し、バレても責任を取らない。それでいて正義の旗を振りかざす横暴ぶり。新聞・テレビの罪深き欺瞞は、「ただちに危険はない」との政府発表を垂れ流しつづけた原発・震災報道で決定的となった。政治との悪質な癒着。ネットメディアの台頭によって、情報を管理できる時代は終わった。国民を騙しつづけた先にはマスメディアの死が待っている。ジャーナリスト休業を宣言した著者が放つ、記者クラブへの最後通告」そのエッセンスを紹介しよう。


・2011年12月31日をもって、私はジャーナリストを休業した。なぜか?この十年、日本の「ジャーナリズム」なるもののひどさを、私はイヤというほど味わってきた。メディアが国民に対して、平気で「ウソ」をつく。しかも、みずからは真相を知りながら、あたかも知らないフリをして、事実と異なる報道を行うのだ。多くの国民は、そのようなメディアの「ウソ」に騙されいてる。


日本の記者クラブメディアが日々行っていることは、ジャーナリズムではない。少しでも多くの方に、このことを理解してもらいたい。同時に同業者(当時)として、彼らの暴走を止めることができなかった責任を私は感じている。


記者クラブによる洗脳」とは何か、と疑問に思われる方がいるかもしれない。記者クラブメディアがついてきた数々の「ウソ」は、インターネット上ではすでに、ある程度、認知されているが、社会全体の理解度はまだまだ低い。そのような方にこそ、ぜひ本書を読んでもらいたい。


「生きよ、堕ちよ」66年前、坂口安吾が書いたこの言葉こそまさしく、いますべての日本人に欠かせない言葉なのだ。未来の日本人のために、ともに堕ちようではないか。それが本書にこめた、私のメッセージである。


「記者たちの「密着メモ」を暴く」「番記者たちのあいだで交わされる「談合」」「政府に情報を売るマスメディア」「忘れてはいけない震災報道の「9のウソ」」「新聞・テレビはなぜ「ウソ」をつくのか」「腐りきった「記者クラブ」の正体」「ニューメディアへの言われなき中傷」「世界標準のジャーナリズムをめざして」「インチキ記者と呼ばれて」


やっぱり今の時代は「信じるな!疑うな!確かめろ!」だね。自分で情報を確かめないとね。オススメです。(・∀・)



   


新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか (PHP新書)