「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「京王線・井の頭線沿線の不思議と謎」(岡島建)

 


私鉄各線の「不思議と謎」シリーズ。以前、東急京急を紹介したけど、今回は京王線です。(・∀・)


「下北沢と上北沢はなぜ遠く離れているのか?」「井の頭線の終点は吉祥寺駅じゃなかったかもしれない?」など京王線井の頭線沿線にひそむ地理・地名・歴史の意外な真実やおもしろエピソードが満載。そのエッセンスを紹介しよう。


甲州街道沿いに開業したのが、京王電気軌道、現在の京王線である。最初は路面電車で、砂利を運んだり、電灯電気を地域住民に供給することも行っていた。現在のような本格的な通勤電車としての役割を果たしていくのは、第2次大戦後のことである。


井の頭池は、「上水道(井戸)の水源である」もしくは「このうえなくうまい水を出す井戸である」という理由から命名したと伝わる。井の頭公園のスワンボートの中の一隻だけりりしい眉毛を持った「オス」のボートがある。係員によると、ステッカーが汚れたので新しいものへの交換が行われたとき、ひとつだけ素材が足りず、目とまつげが一体となったステッカーをつくることが出来ず、苦肉の策として、余った素材を利用しまつげではなく「眉毛」を作ったのだという。これに乗ると「カップルは結ばれる」という噂が広まった。




神泉駅はホームの大部分がトンネルの中につくられているのは、この近くに「神泉」と呼ばれる鉱泉が湧いていたためだ(弘法湯)


その他、「じつは高尾山でも四国八十八箇所めぐりができる!」「修行よりも蕎麦打ちに夢中!?見かねた住職が建てた蕎麦禁制の碑」「金色の輝きを放つ謎の建造物、はたしてその正体は!?(高雄みころも霊堂)」「京王電鉄が味わった四年間の「東京急行電鉄営業局時代」」「幻に終わった井の頭線延伸計画、その一部始終」「新宿〜笹塚間にかつては九駅もあった!?」「1372ミリの軌道を使うワケーその答えは路面電車にあり!」「調布市なのに、どうして市外局番が「03」」「三多摩を巡る大騒動!その背景にあったものとは?」「10万平方メートルもの広大は牧場がつくられた驚きの理由(三井牧場)」「同じ「北沢」なのに、遠く離れている不思議」「実篤公園の池で見られる黄金の輝きの正体とは!?」「かつての駅名は「火薬庫前」!明大前は危険な場所だった?」「東京競馬場なのになぜ駅名は「府中競馬」?」「「多摩」と「多磨」正しい「たま」はどちら?」など。


このシリーズ、オモシロイなあ。全巻読破しようっと!鉄道ファンオススメです。(・∀・)