「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「しくじりの黒歴史 偉人たちの失敗から学ぶ!」(鈴木隆祐)


最近流行っているキーワードのひとつがしくじり先生


それにあやかってか、「日本史に燦然と刻み込まれた大物たちのブラックヒストリー」


勝者によって語られきた歴史は、数多の敗者たちの「しくじり」によってつくられてきた。だがそのしくじりは決して無意味なものではなく、そこからは多くの教訓が学びとれるのだ。なぜあの名家は一気に没落したのか、あの武将はなぜあんな判断ミスをおかしたのかのか、あの将軍はなぜあのような悪法をつくったのか。そこには必ず「原因」が存在する。本書はその原因を究明して、それらしくじりから回避する術を浮き彫りにした。


群雄割拠の戦国時代から、泰平の江戸時代、そして動乱の幕末期にいたるまで多数の偉人、大物、英雄たちが残してきた黒歴史が我々の人生の糧となり、今後の指針になる。本書が歴史の面白さを再認識し、その人物像に改めて肉薄する一助となれば幸いである。未来は「敗者」によってもたらせるのだ。その代表的なものを紹介しよう。


・「しくじり偉人ベスト5」


織田信長 性格の破綻と油断が原因?本能寺で討たれてしまった信長


真田信繁 貧乏で歯抜けで髭も真っ白。生きることがヘタだった真田信繁


坂本龍馬 姉から習った剣術に助けられたが最後の最後にしくじった龍馬


武田信玄 愛人男性に浮気弁明文を残し、赤っ恥をかいた「甲斐の虎」


明智光秀 光秀謀反!「本能寺の変」は老いへの恐怖へのしくじり?


これは歴史の教科書に使えるよね。楽しみながら学べる。オススメです。(・∀・)