最近流行っているキーワードのひとつが「しくじり先生」
それにあやかってか、「日本史に燦然と刻み込まれた大物たちのブラックヒストリー」!
「勝者によって語られきた歴史は、数多の敗者たちの「しくじり」によってつくられてきた。だがそのしくじりは決して無意味なものではなく、そこからは多くの教訓が学びとれるのだ。なぜあの名家は一気に没落したのか、あの武将はなぜあんな判断ミスをおかしたのかのか、あの将軍はなぜあのような悪法をつくったのか。そこには必ず「原因」が存在する。本書はその原因を究明して、それらしくじりから回避する術を浮き彫りにした。
群雄割拠の戦国時代から、泰平の江戸時代、そして動乱の幕末期にいたるまで多数の偉人、大物、英雄たちが残してきた「黒歴史」が我々の人生の糧となり、今後の指針になる。本書が歴史の面白さを再認識し、その人物像に改めて肉薄する一助となれば幸いである。未来は「敗者」によってもたらせるのだ。その代表的なものを紹介しよう。
・「しくじり偉人ベスト5」
【織田信長】 性格の破綻と油断が原因?本能寺で討たれてしまった信長
【真田信繁】 貧乏で歯抜けで髭も真っ白。生きることがヘタだった真田信繁。
【坂本龍馬】 姉から習った剣術に助けられたが最後の最後にしくじった龍馬
【武田信玄】 愛人男性に浮気弁明文を残し、赤っ恥をかいた「甲斐の虎」
【明智光秀】 光秀謀反!「本能寺の変」は老いへの恐怖へのしくじり?
これは歴史の教科書に使えるよね。楽しみながら学べる。オススメです。(・∀・)