「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「悶々ホルモン」(佐藤和歌子)

私が居酒屋や立ち呑み屋に行って、必ずといっていいほど注文するのが、もつ煮込み。ナントカの一つ覚えみたいに食べる。ウマい!ビールに合う、合う!!!(^^)


さて、この本。20代女子にして一人焼き肉常連の著者が、究極のモツ焼き屋を探して全国44店を食べ歩き!お酒好きにはもちろん、呑まない人にもお薦め、読んでおいしい最強ホルモン・ガイド。そのエッセンスを紹介しよう。


一人焼き肉常連です、と言っては編集者の同情を誘い、仕事を貰っている26歳独身女性ライターです。女が一人で焼き肉屋に行く時、それは、男に失望した時。同時に、女としての自分に失望した時なのです。石器時代の女性が、自分の肉は自分で確保せねば、と奮起せねば、と奮起した図をご想像下さい。男ではない、もっと確実な癒やしの装置を自分の外部に求めた時、女は一人焼き肉に走るのです。


・大体、焼き肉というのは、急に食べたくなるもの。付き合ってくれる人がいないばかりに諦めた、そんな経験を誰しも一度はしてるはず。誰かを突き合わせることも、忘年会を待つこともなく、自由に焼き肉屋に行けたなら。少し人生が楽になるとは思いませんか。


「池上線ガード下物語」(大崎)「牛太郎」武蔵小山「埼玉屋」(東十条)「肉のまえかわ」大井町)など。


まだまだ未開拓のお店が満載。行きたーい!オススメです。\(^o^)/