当たり前のことだが、人間の死亡率は100%である。生命あるものは、必ず死ぬ。どれだけ科学が発達してもいまだ解明されていないのが「死」、あるいは「死後の世界」なのだ。(・o・)
さて、この本。意外性のあるタイトルに惹かれて、思わず読みました。オモシロイ。深イイ。分かりやすい!そのとおりだ。そのエッセンスを紹介しよう。
・しばらくまえからアヒルさんは、だれかが自分のうしろにいるような気がしていました。
「だれ?どうして、わたしのあとをつけてくるの?」
「うれしい。やっと気がついてくれたのね。わたし、死神なの」
アヒルさんは、どきりとしました。あたりまえですよね。
「まさか、わたしをつれにきたの?」
「わたし、あなたが生まれてからずっと、そばにいたのよ。ーそのときのために」
「そのとき?」
ラストは、しみじみします。
でも、いのちとは、こういうものなのです。
実は、「死」とは身近なものだったのだー!「人は誰でも、死ぬ。いつか、必ず、死ぬ。そういうことです」
わかりやすく、怖がらず、シンプルに「死」を伝えれられる絵本。オススメです。(^^)