「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「死神さんとアヒルさん」(ヴォルフ・エァルブルッフ)


当たり前のことだが、人間の死亡率は100%である。生命あるものは、必ず死ぬ。どれだけ科学が発達してもいまだ解明されていないのが「死」、あるいは「死後の世界」なのだ。(・o・)


さて、この本。意外性のあるタイトルに惹かれて、思わず読みました。オモシロイ。深イイ。分かりやすい!そのとおりだ。そのエッセンスを紹介しよう。


・しばらくまえからアヒルさんは、だれかが自分のうしろにいるような気がしていました。


「だれ?どうして、わたしのあとをつけてくるの?」


「うれしい。やっと気がついてくれたのね。わたし、死神なの」


ヒルさんは、どきりとしました。あたりまえですよね。


「まさか、わたしをつれにきたの?」


「わたし、あなたが生まれてからずっと、そばにいたのよ。ーそのときのために」


「そのとき?」


ラストは、しみじみします。


でも、いのちとは、こういうものなのです。


実は、「死」とは身近なものだったのだー!「人は誰でも、死ぬ。いつか、必ず、死ぬ。そういうことです」

わかりやすく、怖がらず、シンプルに「死」を伝えれられる絵本。オススメです。(^^)