私の大好きな、天才マンガ家&エッセイスト・東海林さだおさん。このヒトの文章を読むと、落ち着く…笑える…リラックマできる…。この本は、椎名誠さんとのビール対談!そーそー!とうなづく内容。そのエッセンスを紹介しよう。
椎名 生ビールあるかなあ。生ビール、うぐうぐしたいですよね。
東海林 僕らは、うぐうぐだよね。
椎名 うぐうぐ以外ないよね。あとプハー問題はありますね。
東海林 うぐうぐの後に、プハーを言うか言わないかで味が変わってくる。(笑)
椎名 うぐうぐ、プハーには生ビールが一番いいんだけど、こういう料亭にはないんだよなあ。一流料亭ほど生ビールはないんですよね。
東海林 「生は格落ちだ、正統は瓶だぜ」と(笑)
椎名 それが気に入らないね。オレは。どうしてだろうねえ。缶ビールも格落ちでしょう。開けるときの音がいけないのかもしれない、
東海林 ペシッて、下品である(笑)。いいとこに気がついた。
椎名 「今日はお忙しいところ、わざわざおいでいただいて、本当にありがとうございます、ペシッ」じゃ、マズい(笑)。
東海林 瓶の栓を抜く音はいいわけね。
椎名 いい。重厚で。
東海林 料亭に似合う音なんだろうね。
東海林 昔のお父さんは、お風呂から上がって、瓶ドンと置いて、栓抜き出してコンコンコンと三回叩いて、で、いよいよ飲むぞという、オープニングセレモニーみたいなことやってたでしょ。
椎名 ありましたね。それが刷り込まれているのかもしれない。
東海林 うん。瓶は王冠コンコンコンが大事だったんだよ、
椎名 そうか。缶には王冠コンコンコン儀式がないと。
さあ!今日も「うぐうぐ」しよう!オススメです。(・∀・)