「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ママがおばけになっちゃった!」(さく・のぶみ)

テレビでこの本を紹介されたのを見て読みました。いいなあ…心に響くねえ…。(T_T)


とつぜん、“おばけ”になってしまったママ。
いちばん心配なのは、4歳になる息子のかんたろうのことです。
よる、12時をすぎると、かんたろうの部屋に現れて……。


生まれてきてよかったこと
いいところも、ダメなところも、かぞえきれないくらいの「好き」でいっぱい。
ママは、これから生きていくかんたろうを励ましながら、じっくりと話をします。
かんたろうも、ママへの思いを伝えながら、ちゃんと前を向いていきます。


おもわずクスッとわらってしまう、でも、ホロリときてしまう。
「このこ、わたしがいなくなったら、どうなっちゃうの?」


ママは、くるまに ぶつかって、おばけに なりました。

(あたし、死んじゃったの?もう しぬ ときまで おっちょこちょいなんだから!)

「こう なると やっぱり きに なるのは、4さいの かんたろうの ことです」

「うわああああん!ママに あいたいよーーーーー!」

「もう、ママの てきとうな おりょうりが たべられなく なるんだ」

「そうね、おばあちゃんの ていねいな おりょうりしか たべられないね」

(てきとうな りょうりで わるかったな!)

しかし、なんと 夜 12時を過ぎるとママが見えるようになる!!!


「ひとは、みんな いつか しぬの。しなない ひとなんて いないのよ。それで、しんだらね、いきてる とき こう して おけば よかったのになって おもう ひとが、おばけに なるのよ。」

「いきてて よかったって ことも たくさん あったわ。あなたを うんだ こと。

それだけは、ママ、だいせいこうだった。なみだが、ボロボロ でた。

この ために うまれて きたんだと おもったわ。

かんたろうが うまれて、はじめて じぶんの いのちより たいせつだと おもえることを みつけたの。」


「ぼくが ママの こどもで よかった?」


巻末に、「えほんをよんだあとに、ママのえと おてがみをかいてみよう ママのことは すきかな?」


「ママもおてがみをここにかいてね。ママとこどもたちの おもいでになりますように」


涙ちょちょぎれるなあ……。(T_T) 特に小さいお子さんを持ちの方には超オススメです。\(^o^)/!