一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「狂気の科学 真面目な科学者たちの奇態な実験」

大学時代の4年間で自分の科学者としての才能がないことに気づき、諦めた私…。しかし、この本に書かれているような古今東西の科学者がやってきたバカバカしくも大真面目な実験については評価せざるをえない。そのエッセンスを紹介しよう。


【1883年 やったぜ!大変は仕事は全部他人任せ!】


人間は怠け者なのだ。特に、誰にも見られていないと思ったときには。それを初めて科学的に証明しようとしたのは、19世紀末のフランスの農学者マックス・リンゲルマンである。


グランジュアン農業大学の学生20人に長さ5メートルの綱を引っ張らせ、綱の反対の端には歪みゲージを取り付けていくというもの。二人で同時に綱を引いたときには二人とも。その前にそれぞれが一人で綱を引いたときに比べ。平均93%の力しか出さなかった。三人で引いたときには85%に、四人のときには77%、八人の集団になると最大能力の50%しか発揮できなかった。


人の本質に潜むこのずるい傾向をリンゲルマン効果とよび、集団で行う作業では、個人のしたことが全体の成果にそれほど強く影響しないため。個人として最善を尽くそうという意欲が失われる。さらに、個人の貢献が団体の努力のなかでは隠れてしまうのた、人をあてにする気分が強まる。


リンゲルマンが得た必然的結論は、「チーム」という言葉の真の定義に関する警句として昔からいわれているのだ。「やったぜ!大変な仕事は全部他人任せ!」


その他、「お腹に穴のある男」「みだらな筋肉」「殺人者の首」「ヘトヘトに疲れた犬」「低空飛行するネコ」「天地がひっくり返った世界」「魂の重さは21グラム」「息子の妹はサル」「今夜セックスしない?」など。


どの項目もおもしろすぎる!今なら絶対に許されない実験が満載。オススメです。(・∀・)