人は死んだらどこに行くのか?「あの世」は存在するのか?
その疑問に明確に答えているのは、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授の矢作直樹氏だ。『人は死なない』は名著だったね。(・∀・)
「30年以上、医師として常に死と向き合う現場に身を置き、常識を超える幾多の現実を体験して理解した、魂や「あの世」の存在の可能性と、それを理解したからこその、「お別れ」に関する逝く側、送る側それぞれの、なすべき大事なことを紹介」しよう。
・医師として救急・集中治療の現場をやってきたこともあり、これまで私は大勢の方が逝く場面に立ち会ってきました。人のエンディングというのは実に多様です。そこで問題になるのが「最期をどう迎えるか?」「緩和ケアをどうするか」という問題です。緩和のポイントは「呼吸と痛み」です。
・現在の科学力では解明できませんが、魂は存在します。私たちが死後に行く場所、一般的に言えば「あの世」と呼べるようなものも明確に存在します。すると死という「お別れ」に関する逝く側、送る側それぞれの「作法」が、実に興味深いものへと変わるものと思います。輪廻転生があるからこそ、つまり「死後の生」があるからこそ、私は死というお別れには作法が必要だと思っています。
・「この世とあの世をつなぐ原則」
1 死はあくまでも肉体死であり、終わりではないと知ること(=輪廻転生の原則)
2 現世はジグゾーパズルのワンピース(一片)だと知ること(多次元世界の原則)
3 生まれてきたのは、さまざまな経験をすることにより意識の進化(魂の向上)をするためだと知ること(=意識の進化の原則)
・いい死に方の基本は「安らかであること」に尽きます。
・「なのね法則」は、「な」とか「の」とか「ね」をさまざまな言葉の語尾につけると途端に言葉が優しくなって好感度が上がります。
特に、「自分史を書くことで自分も癒やされる」「幸せなお別れを約束する言葉」は、なるほど!です。オススメです。(・∀・)