「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「教科書で出会った名詩100」(石原千秋・監修)

懐かしい!名文、名詩っていうのは、いつの間にか心のなかに染み込んでいるんだね。(・∀・)

小中学校の国語の教科書に掲載されていた名詩!そのエッセンスを紹介しよう。


【雪 三好達治


太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。



【竹 萩原朔太郎


光る地面に竹が生え、
青竹が生え、
地下には竹の根が生え、
根がしだいにほそらみ、
根の先より繊毛が生え、
かすかにけぶる繊毛が生え、
かすかにふるえ。

かたき地面に竹が生え、
地上にするどく竹が生え、
まつしぐらに竹が生え、
凍れる節節りんりんと、
青空のもとに竹が生え、
竹、竹、竹が生え。



【耳 コクトー 堀口大學 訳】


ーカンヌ第五ー

私の耳は貝の殻
海の響きをなつかしむ



金子みすず吉野弘宮沢賢治なども掲載。ずっと残る詩です。オススメです。(・∀・)