「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「世界が仰天する中国人の野蛮」(黄文男・宮崎正弘)

いや〜この本はショッキングだ…(*_*) 知らなければよかったのかも…。


道徳なき商法、平気で嘘をつき、開き直って恫喝、簡単に凶暴化・・・理解不能な中国人の正体に迫る!中国事情に精通する二人が、各国で起きている「被害」の現状から、中国人の知られざるメンタリティまでを鋭くえぐる!!なぜ中国人は、日本人の想像を超える野蛮なことを平気で行えるのか。その根源にある考え方は何であり、どうしてそうした乱暴な性格が形成されたかを歴史的、文化的、思想的に二人で語り合った」そのエッセンスを紹介しよう。


日本における外国人犯罪の件数は、中国人がトップ。日本への中国人留学生は毎年三万人以上、そのうち多くが、失踪し、行方不明となっている。こうした中国人失踪者が各地で犯罪に手を染め、その一方で中国から猛毒食品や有害製品が送られてくる。


・毒入り食品や危険な商品を作り売るという、中国人の商道徳のなさについて。私はこれは一つの伝統文化として見るべきだと考えている。コピー商品、ニセモノ商品も有名であるが、とにかくまがい物を売ることについて、まったく罪悪意識などを持ちあわせていない。日常茶飯事である。それは中国数千年の歴史で培われてきた技術の一つであり、むしろ「ニセモノで何が悪い」という意識がある。だから毒入り餃子にしても、中国側は謝ることはしない、むしろ日本の報道機関が騒ぎすぎだと、逆に避難する。


・鉛入りバービー人形から、機関車トーマスに至るまで、中国製品の事件が後を絶たないが、共通しているのはコストをごまかすために、違う材料を平気で使用するということである。ペットフードの場合は、タンパク質の代わりに石灰を入れていた。ペットが死ぬのも当たり前だが、それでも平気で偽装食品を作る。それは要するに、自分が食べないから、他の人がいくら死んでもいいという考えが蔓延している。


・三年前の調査で、中国の三つ星以上のホテルを抜き打ち調査したところ、ヘネシーからレミーマルタン、オールド・パーといった高級酒を含めて、そこで出されている酒の45%がニセモノだったという。一流ホテルでさえもこの有様である。町で売られているものは、いったいどれくらいニセモノが混じっているのか。考えただけでも恐ろしい。


中国ではニセモノがあるのが当たり前で、どんなレストランにさえニセ札鑑定機がある。銀行からおろした金でも、100枚のうち数枚はニセ札が混じっていることがあるというら、銀行さえ信用できない。いや、ニセ札鑑定機さえもだ。ニセモノを作る技術は、やはり世界一である。


中国人は生まれてから死ぬまで、朝起きてから寝るまでうそをつく。友人は、来日して10年間、毎日うそをついていた。そして11年目にハッと気づく。「なあんだ、日本では、うそをつかなくても毎日生きていけるんだ」と。中国は、古来より強盗の社会であり、鶏鳴狗盗ぐらいの泥棒がいるのが当たり前、うそをつくのが当たり前。だから盗まれたり騙されたりするほうが悪い。このように日本と中国の社会背景はまったく違う。日本人はうそをつくと信用をなくすが、中国人はうそをつかないと勝てないいわば日本人は「誠」の民族であり、中国人は「詐」の民族である。


・中国の現実を理解するには、五つの文字だけで事足りる。1「詐」(人を欺き騙す)2「争」(争いが絶えない)3「盗」(盗みが横行)4「穢」(きたない)5 「乱」(乱れる)


・日本人が中国を知り、理解するのは、決して言われいるほど「永遠に」理解できないわけではない。私が薦めたいのは、中国人が言っていること、中国専門家が語っていることを逆さまに見る、聞く、ということだ。そうすれが、すべて正しいと言っても過言ではない。


日本と中国が分かり合える時代が本当にやってくるのだろうか!?その祈りを込めてお読み下さい。オススメです。