今日は、一匹も釣れない魚釣りの日だね。…「暇な釣り…ひまなつり」…!?(・∀・)!?
さて、この本は数々の恋を重ねた91歳の瀬戸内寂聴さんが綴る「女の生と性の物語」なのだ。
「83歳になる人形作家の上原眸の元に、八十歳を前に自殺を遂げた長年の友人・大江茜が死亡したとの報せが届く。容姿も声も美しく人を惹きつける魅力に溢れた茜は、16歳までペルーに暮らし、帰国後若くして結婚し二人の娘に恵まれるが離婚、その後は数々の奔放な性を重ねてきた。折にふれ茜のいま夢中になっている情事について聞かされてきた眸は、自身の足跡と重ね、40年に及ぶ二人のつきあいに思いを馳せるのであった。どんな時も、母であるより女だった──。人は何歳まで恋に生きることができるのか。躰の芯に残された深い歓びと余韻の中で、いつしか切実に死を想うようになっていた──。」
女は灰になっても女であるように、男もずっと男でいたいよね。オススメです。(・∀・)