「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜もう巨大建築物はいらない!…『TOKYO一坪遺産』(坂口恭平)

TOKYO一坪遺産

TOKYO一坪遺産

最近、とても注目しているのが「建てない建築家」坂口恭平氏。これらの本も良かったよ。(ノ゚ο゚)ノ


BOOK〜この生き方に憧れる!…『隅田川エジソン』(坂口恭平
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20130225

MUSEUM〜ゼロ円生活って可能なんだ!…『坂口恭平 新政府展』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20130120

BOOK〜理想の家と生活とは?…『TOKYO 0円ハウス0円生活』(坂口恭平
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120924


さて、この本は氏の原点とも言うべき本。

これから必要なのは、広い空間、巨大な建築ではなく、広く、壮大に感じることのできる感覚とそして小さな建築である。そんなことを頭に思い浮かべながら僕は東京を歩き、建物を作るという方法ではなく、欠如を栄養分として新しく生まれた空間を探し続けたすると、隙間の無いコンクリートジャングルであると思っていた街の中で、一坪にも満たないような小さな場所に、ひっそりと、しかし確実に存在していたのである。僕はそんな空間を「一坪遺産」と名付けた」



▼歌舞伎町のオートクチュール宝くじ売り場



▼東京駅のエアポケットーパラソルの下の靴磨き屋



▼潜水艦のコクピットのような机の家



狭い日本、そんなに急いでどこへ行く。こういうユニークな発想が必要だよね。街の見方がガラッと変わる。見慣れた景色ががらっと変わって見えるユニークな探訪記。オススメです。(ノ゚ο゚)ノ