「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜目からウロコ!…『独立国家のつくりかた』(坂口恭平)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

先日紹介した、衝撃的な本がコレ。東京でお金を使わないで生活する方法があったのだ!(@_@;)


BOOK〜理想の家と生活とは?…『TOKYO 0円ハウス0円生活』(坂口恭平
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120924


その著者の坂口恭平氏は、2011年5月10日に「新政府」を設立した。そして、自分で始めたのだから責任をとって「新政府初代内閣総理大臣に就任した。勝手にね。ただ、この国にはクーデター防止のために内乱罪という罪があるらしく、新政府なんて勝手に名乗っていたらまずいかもしれない。だから、新政府活動は「芸術」と呼ぶことにした。もともと僕は「社会を変える」行為を「芸術」と呼んでいたので、嘘はない。


この本を読んで、国ってナニ?土地ってナニ?お金ってナニ?と改めて根源的な様々な疑問が生まれてきた!坂口氏も同じだ。(^ム^)


坂口恭平が抱える、子どもの時からの質問


1 なぜ人間だけがお金がないと生きのびることができないのか。そして、それは本当なのか。


2 毎月家賃を払っているが、なぜ大地にではなく、大家さんに払うのか。


3 車のバッテリーでほとんどの電化製品が動くのに、なぜ原発をつくるまで大量な電気が必要なのか。


4 土地基本法には投機目的で土地を取引するなと書いてあるのに、なぜ不動産屋は摘発されないのか。


5 僕たちがお金と呼んでいるものは日本銀行が発行している債券なのに、なぜ人間は日本銀行券をもらうと涙を流してまで喜んでしまうのか。


6 庭にビワやミカンの木があるのに、なぜ人間はお金がないと死ぬと勝手に思い込んでいるのか。


7 日本国が生存権を守っているとしたら路上生活者がゼロのはずだが、なぜこんなにも野宿者が多く、さらには小さな小屋を建てる権利さえ剥奪されているのか。


8 2008年時点で日本の空家率は13.1%、野村総合研究所の予測では2040年にはそれが43%にも達するというのに、なぜ今も家が次々と建てられているのか。


こんな質問をあなたの子どもがしたとしたら何と答えるだろう。さあ、「独立国家のつくりかた」のはじまりはじまり!


特に、「路上生活者たちのレイヤーライフ」「モバイルハウスという名の動く家」「土地は誰のものか?」「家もお金も何もいらないという態度」などはスゴい!今までの価値観がガラッと変わるなあ…。多くの人に読んで欲しいなあ!
超オススメです!(^^♪