「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜イチローの愉しみ方がここに!…『新・イチロー伝説』

新・イチロー伝説 (ベースボール・マガジン社新書)

新・イチロー伝説 (ベースボール・マガジン社新書)

ウィリー・キーラーの8年連続200本安打の記録を更新し、ジョージ・シスラーの257安打を抜いたイチロー

近代野球の始まりとされる1900年を境にして前後約10年間がキーラーの現役期間である。そんな太古の選手と21世紀に活躍しているイチローを、単純に連続シーズン200本安打という数字だけで比較評価していいのか?そこにはもっとこのスポーツが持つ不思議な謎やロマンが隠されているのではないか?そのエッセンス紹介しよう。


・キーラーが新人のころは、マウンドとホームベースの距離は、50フィート(約15.2メートル)だった。(現在は、18.44メートル)


いくらファウルを打っても、ストライクにカウントされなかった。それがキーラーのせいで、(スリーバント)ファウルで三振になるようにルールが変更されたと聞いています。(ファウルをストライクにカウント=1901年、スリーバントがストライクアウト=1902年)


あの時代のピッチャーは、一回から九回までずっと同じボールを使っていた。スタンドに入っても、ボールを戻さなくちゃいけなかった。だからボールには傷、汚れなどがいっぱいついていました。(〜1920年まで)そしてそのルールになってからは、キーラーはそれほど打っていない。



・当時は審判が一人しかいなかった。だからインチキがよくあった


・キーラーの名言

「Hit'em where they ain't」(野手のいないところに打て)

「Keep your eye on the ball」(ボールをよく見ろ)

その他、タイ・カッブベーブ・ルーステッド・ウィリアムスハンク・アーロンピート・ローズ…など往年の名プレイヤーのエピソードが満載!オススメです!(^<^)