- 作者: 見城徹,藤田晋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「とてつもないビジネスマンの聖書が誕生した。小さなことにくよくよしないで、大きな仕事ができるわけがない!何が大切で、何が無駄か? 見城徹+藤田晋の魂が紡いだ、あなたの臓腑をえぐる35の言葉」。そのエッセンスを紹介しよう。
・「ちいさいことにくよくよしろよ」
〜「神は細部に宿る」という建築家の言葉は、仕事にもあてはまる。つい、見逃してしまうものにこそ、事を左右する鍵がある。
・「努力は自分、評価は他人」
〜圧倒的なものになって、初めて「努力」と言える。一般的にいう「努力」など、その名に値しない。人が足元にもおよばないほど行ったすさまじい努力が僕の言う「努力」である。
・「正直一番、正々堂々」
・「スムーズに進んだ仕事は疑え」
・「極端」こそわが命」
・「ピカソのキュビズム、ランボーの武器商人」
〜突き抜けたことをしたいなら、基礎を徹底的に学ぶことだ。基本を超えるには、格闘しながら基本を極めるしかない。
・「憂鬱でなければ、仕事じゃない」
〜楽な仕事など、大した成果は得られない。憂鬱こそが、黄金を生む。「迷った時は、前に出ろ」これが僕の信条だ。迷った時こそ、大きなチャンスだ。迷わないものは結果が小さい。
・「切らして渡せなかった名刺は、速達で送れ」
・「天気の話でコミュニケーションを図るホテルマンは最低である」
〜コミュニケーションの基本は、相手の心に触れることである。「今日のネクタイは初めてですが、素敵ですね」とか「この前出られていたテレビ、とても面白かったです」とか。というした言葉は、おざなりではない観察や、心遣いといった、何らかの身を削る努力から生まれるものだ、努力は基本的に自分を傷める。だからこそ相手の心を打つ。対人関係における努力とは、つまるところ、サービスである。
・「行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな」
・「頼みごと百対一の法則」
・「無償の行為こそが最大の利益を生み出す」
・「良薬になるな。劇薬になれ」
〜劇薬は、みだりに飲めば死に至る恐ろしいものである。しかし、用量を間違わなければ、不治の病さえ治す。仕事においても、本当の勝負の時、劇的な効果を発揮する。
・「他者への想像力をはぐぐむには、恋愛しかない」
〜恋愛は、限界的な状況である。相手は自分にとって唯一無二の存在である。どうしてもその人でなければならない。これほど強く他者を意識する状況はない。そのような切羽詰まったところでのみ、想像力ははぐぐまれる。僕はよく若者へのメッセージを求められることがある。その時はただ一言。「恋愛をしろ」
よかった〜!毎日が憂鬱で!(笑)これは何度も何度も読み返したい座右の書になりそう。ぜったいおススメ!