誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール
- 作者: 野口敏
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2009/07/21
- メディア: 単行本
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・会話を続かせたければ、まずなにより「聞く力」をつけることです。ほとんどの人は、会話をはずませるためには「話し力」が必要だと考えがちですが、会話が苦手だと、自信をもてないならば、絶対に聞くほうからはじめてください。
・人が話をするとき、聞き手に求めているのは「反応」なのです。きちんとうなずいて「聞いています」というサインを送っていますか?聞き上手は、うなずき方一つ見ても、話し手の気持ちの変化に合わせて、ゆっくりうなずいたり、強く短くうなずいたりして、ちゃんと変化をつけています。これが話し手から見ると、すごく熱心に聞いてくれている感じがするのです。「聞く」とは、耳だけで行う作業ではなく、体全体で行うものです。いままで、あなたの会話がはずまなかったのなら、それは話題がないせいではなく、「反応」のしかたに問題があった可能性はありませんか。
・話を聞くときは、話し手の声のトーンやしぐさ、表情などをきめ細かく観察しながら、話し手はいったいどこをわかってほしいのかを感じる必要があります。
・「大変ですね」「よかったですね」は原則、禁止です。会話力をつけたければそれに変わる表現力をつけることです。「しんどいですね」「楽しみですね」「さすがですね」「お幸せですね」「期待できますね」のように共感の言葉を増やしていこう。
・女性とどんな話をしたらいいか悩む男性は少なくありません。そうした方に、私はこんなふうにお伝えします。「自分がいかにモテないかを上手にエピソードにできたら、すごくモテるようになりますよ」。「弱さ、いたらなさ」はその人の持ち味でもあります。必至で隠そうとすると、結局、自分の個性を殺すことになるのです。ぷっと笑える「ダメな話」を話題にできるようになれば、人間としての幅が広がります。
・「お忙しいですか?」 → 「お忙しいのでしょうね」
「寒かったですか?」 → 「寒かったでしょう」
「神経を使いますか?」 → 「神経を使うのでしょうね」
「彼氏(彼女)はいるのですか?」 → 「素敵な方がいらっしゃるのでしょうね」
などのように「〜なさるのでしょうね」と柔らかく尋ねるとこ相手は話しやすくなります。
・「子どもがはじめて立ち上がる瞬間を見た」「片思いの人から告白された」…などのように、気持ちが大きく動いた体験をした人に有効な質問は、「〜のときは、どんな気持ちなのですか?」という質問です。
・「〜って聞いてもかまいませんか?」という尋ね方をすれば人間関係をそこなわずにすみます。
・無理ををしなくても、簡単に共通の話題が見つかって、誰とでも楽しく会話ができる方法があります、その話題の一つが、「天気」と「カレンダー」です。これならどんな場面でも、相手があっても気兼ねせずに話せます。
・第一印象は、出会ってわずか10数秒で決まるといわれています。人に会ったら、まず自分から挨拶しましょう。「初対面で、話しにくそうな人」「ツンとした人」「むずかしそうな人」などといったレッテルを貼られたらたまりません。まずは、自分から積極的に挨拶をして、話をしやすい雰囲気づくりをしましょう。
・複数の人と会話をする基本は、一対一のときと同じです。誰かが話をしているときは、その人をまず見ること。これに集中してください。話し手の話に「ほー」「へー」などと大きくうなずいたり、笑ったり感心したりして、きちんと「反応」してあげましょう。
その他、「気になるニュースがあったら、持ちネタとしてストックしておく」「一部の人にしかわからない話題は避ける」「笑える失敗談を披露しよう」「相手の服装や振舞いの変化を言葉にする」「相手の名前をちりばめる」「ネガティブな話をされたら、まず共感!」などは使えるよ〜!(*^_^*)