- 作者: 武田双雲
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
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知らなかったのだけど、三歳から母である書家・双葉に書を叩き込まれたのだとか。そして学歴はナント東京理科大学理工学部卒業!(@_@;)
この本は氏の書とエッセイのコラボ。いいよお!日めくりになればいいのになあ。その中で3つ紹介しよう。
【清】
赤ちゃんはなぜ、あんなに清らかな目をしているのでしょう。
ただ、目の前にあるものすべてに興味を示し、何の疑いもなく行動に移そうとします。
あらゆるものを吸収し、成長の糧とします。
しかし、大人になると、
好奇心は薄れ、猜疑心は膨らみ、吸収するものが減っていく傾向にあります。
しかし、もし清らかな心で希望を持ち続けることができたならば、きっと、大人にしかできな
目の輝きが生まれることでしょう。
人は濁りやすいからこそ、
清らかでいようと思う心が大事なんだと思います。
【問】
質問のしかたによって 答えは大きく変わります。
「なぜうまくいかないのか」と「どうしたらうまくいくのか」
この二つは似ているようで 大きく違います。
ちょっと言葉を変えるだけで。想像する光景も思考回路も考え方も
大きく変わることがわかると思います。
だから、実は答えを出すことよりも
いかに質問するか
ということの方が重要なのではないか
そう思うのです。
【命】
「ひとりぼっち」という言葉を聞いて思うことがあります。
人間一人が毎日、一日三回食べるとすると、
一年で一〇九五食、三十年で三二八五〇食、
六十年で六五七〇〇食、九十年で約十万食。
動物、植物、微生物など
わたしたちは一体どれだけの「命」をいいただいているのでしょうか。
自分の体。
つい自分だけの物のような勘違いをしてしまいますが、
数え切れないくらいの命の犠牲の上に体が成り立っていあす・
この事実を、ただ「思う」だけで
「ひとりぼっち」という概念はいつのまにか消えてしまうのです。
書って深いなあ。(^^♪