「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『一日一魂』(武田双雲)

一日一魂―双雲流魂を揺さぶる言霊メッセージ

一日一魂―双雲流魂を揺さぶる言霊メッセージ

NHK大河ドラマ天地人など、映画・ドラマの題字で大活躍の書家・武田双雲氏。(^^♪
知らなかったのだけど、三歳から母である書家・双葉に書を叩き込まれたのだとか。そして学歴はナント東京理科大学理工学部卒業!(@_@;)

この本は氏の書とエッセイのコラボ。いいよお!日めくりになればいいのになあ。その中で3つ紹介しよう。


【清】


赤ちゃんはなぜ、あんなに清らかな目をしているのでしょう。

ただ、目の前にあるものすべてに興味を示し、何の疑いもなく行動に移そうとします。
あらゆるものを吸収し、成長の糧とします。

しかし、大人になると、
好奇心は薄れ、猜疑心は膨らみ、吸収するものが減っていく傾向にあります。

しかし、もし清らかな心で希望を持ち続けることができたならば、きっと、大人にしかできな
目の輝きが生まれることでしょう。

人は濁りやすいからこそ、
清らかでいようと思う心が大事なんだと思います。


【問】


質問のしかたによって 答えは大きく変わります。

「なぜうまくいかないのか」と「どうしたらうまくいくのか」

この二つは似ているようで 大きく違います。

ちょっと言葉を変えるだけで。想像する光景も思考回路も考え方も
大きく変わることがわかると思います。

だから、実は答えを出すことよりも
いかに質問するか
ということの方が重要なのではないか

そう思うのです。


【命】


「ひとりぼっち」という言葉を聞いて思うことがあります。

人間一人が毎日、一日三回食べるとすると、
一年で一〇九五食、三十年で三二八五〇食、
六十年で六五七〇〇食、九十年で約十万食。

動物、植物、微生物など
わたしたちは一体どれだけの「命」をいいただいているのでしょうか。

自分の体。

つい自分だけの物のような勘違いをしてしまいますが、
数え切れないくらいの命の犠牲の上に体が成り立っていあす・

この事実を、ただ「思う」だけで

「ひとりぼっち」という概念はいつのまにか消えてしまうのです。


書って深いなあ。(^^♪