一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

BOOK〜つんく♂っていいなあ!…『一番になる人』(つんく♂)

一番になる人

一番になる人

人気バンドシャ乱Qのボーカルとして一世を風靡し、モーニング娘。をはじめ、数々のミリオンセラーを手がけてきた音楽業界の鬼才・つんく♂。 …とことでこれなんて読むの?つんく・オス」なのかな?(^o^)丿


かつては何をやってもけっして一番になれなかった著者が、試行錯誤の末、ついに解き明かした「誰もが一番になる方法」とは? そのエッセンスをお届けしよう。


・一番。それは、たった一人の、選ばれた、特別な人間だけが座る場所。そんなふうに考えてませんか?かつての僕がそうでした。何をやっても一番にはなれない。そんな人間だったのです。でも、僕はいま、あえて断言します。誰もが一番になれるのだ、と。誰もが一番になる可能性をもっているということです。


妄想を抱くことから、ほんとうの人生は始まる。いや、もっといえば、妄想を抱かない限り、大きな仕事は成し得ない。「シャ乱Q」がデビューする2年くらい前に、「大阪厚生年金会館中ホールでライブをする」という妄想を抱いたことがあります。ホールの定員はおよそ1100人くらい。当時のファンは50人か、せいぜい100人くらい。一年後には1100人集めようとすると、そのためには、その半年後には、どこそこのホールで600人集めてコンサートをやろう。三か月前にはライブハウスで300人、直近のライブでは少なくとも100人は動員する必要があるだろう。メンバーが5人だから、一人20人のノルマ。それを一か月でこなすには一日一人、自分のファンを増やせば、一年後に1100人以上のお客さんの前でコンサートができるということです。一見、たわけた妄想も、そこに至るプロセスを細かく分解していくと、「ビラを毎日、ただ配るだけ」という誰もができる単純作業に行き着いたのです。


・現在、一の状態の人が十の状態を想定してその間を埋めていきたければ、通過点を九つ設定する。百をめざすなら九十九の通過点を考える。百をめざして努力すれば、少なくとも十くらいまではたどり着ける。運や風向きがよければ、百を超える可能性も出てきます。夢が心の中で描くものであり、目標が頭のなかで立てるものだとすれば、妄想には体の内側から湧き上がってくるような感覚があります。妄想には、人生を前進させていく力がある。僕はこれを「妄想力」と呼んでいます。お金も仕事も恋人も何ももっていなくても、妄想だけはもつことができます。妄想は人間だけがもつことを許された、いわば特権なのです。


・最初にうまくいく妄想を充分に楽しんだら、次には失敗するケースをあらかじめ妄想し、それを回避する対策をとるのです。


・「シャ乱Q」がデビューした1992年当時、まったく売れず「地獄の二年」でした。けれど、そこで学んだものは少なくなかった。いや、「地獄の二年」でしか学び得ないものがたくさんありました。お金はありませんでしたが、時間だけは人の何倍もあったので、とことん考えることができ、おぼろげながら答えが見えてきたのです。それは、自分が凡人であり、凡才だということです。売れる凡才と売れない凡才、売れるプロと売れないプロ、その違いを明らかにし、その差をうめていけば、自分も売れる凡才になれるし、売れるプロになれる。そう確信した僕は、売れているバンドや曲を徹底的に観察し、分析することに時間を費やすことにしました。そのときの経験が、じつはいまに至るまで生きています。


・安心して下さい。ある程度のプロには、段階さえ踏めば必ずなれます。でもカリスマと呼ばれる人は、ただのプロとどう違うのか。それは最後のひとさじ加減が決定的に違うのです。その絶妙なさじ加減を誰にもまねのできない、自分のものにしている人間が、カリスマと呼ばれる人たちなのです。


・自分と同じ分野の天才を前にした場合、人間の心理は二つに分かれると僕は思っています。彼らは天才だから、自分とは出来が違うんだと思ってしまう人。彼らは天才だから、少しでも彼らに近づけるよう、彼らを研究してみようと思う人。僕は後者でした。売れなかった二年間。僕は必死で「売れる音楽とは何か」を研究しました。歌詞、リズム、サビの部分…。僕のような凡人、天才でない人間はそのノウハウを研究し、コツコツやっていくしか道はないのです。


「得意」なことイコール「好き」とはかぎりません。「好き」には、感情がともなっているのです。まわりの人を見ていると、「好き」と「得意」を混同している人は意外と多いものです。おそらく「得意」なことは、社会的に認められやすいからでしょう。けれど、どんなに「得意」なことも、「好き」という感情にはかなわない。ほんとうに「好き」なことに夢中になっているとき、人は時間を忘れ、至福の時間を過ごしているはずです。何かを好きになる。その瞬間、人はそのことに関して、抜きんでた存在になる。しょせん「努力」で出せるエネルギーは、「好き」で出せるエネルギーの比ではないのです。「一番になる人」は例外なく、「好き」をとことんきわめた人といえます。


・社員にも、売店のおばさん、タクシーの運転手、宅配のお兄ちゃん、すべてがお客さんになる可能性をもっている。絶対に偉そうな口調や、さげすんだ口調で話さないこと」を口をすっぱくして、いっています。すべてがお客さんになる可能性があり、人と人が出会うのだから、心と心が通って欲しい。そこに真心がなければ、生きていてもつまらない、と思うのです。


この本も併せて読むといいかも。(^v^)


BOOK〜人生、もっと熱くなれ!…『てっぺん』(つんく♂ 高橋がなり
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110206