- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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BOOK〜いますぐ喜ばれる25のコツ!…『気くばりのツボ』(山崎拓巳)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101225
BOOK〜『やる気のスイッチ!実践セミナー』(山崎拓巳)
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この本のタイトルの通り、人生ってプロジェクトだと思う。確かに段取り八分だよね。世界一わかりやす『段取り力』の教科書がコレ。そのエッセンスを紹介しよう。
【もしも対策をしろ】
・プラス思考とは決して「マイナス要素から目をそらすこと」ではなく、最悪な状況をできるだけ洗い出し、「先手をうっておこう」と考えられる思考のことだ。想像しうるすべてのトラブルの対処法を考えておけば、あとはもう明るいことしか考えられない。
だからたとえ誰かが不安を感じていても、「心配しなくても、なんとかなるよ」と自信を持って励ますことができるわけだ。
・こんなとき、どうする?もしも=リスクの種類は大きく分けると次のとおりだ。
1 目標が変わるリスク
〜依頼者の希望が変わる、期限・予算が変わる
2 期間が変わるリスク
〜ひとつの仕事が予想より遅れる、業者(人)に頼んだ仕事が遅れる、〆切のある仕事が遅れる、予想していない仕事が現れる
3 ヒトモノカネが不足するリスク
〜人のリスク〜ケガ・病気などの理由によって動けなくなる、メンバーが抜ける
モノのリスク〜道具が壊れる、手に入らない、足りない、予定していた場所が使えなくなる
お金〜予期しない支出があり、予算をオーバーする
・成功の反対は失敗ではない。成功は必ず失敗の延長戦上に存在している。一番避けたいのは、やらずに後悔すること。思っていても、変わらない。はじめないと、はじまらない。考え込むより行動。動けば自然に見えてくる。怖がらなくてもいい。死ぬこと以外はかすりキズだ。はじめよう It's a show time!
・人生は思った通りだ。「思った通りになるわけない!」と思いこんでいる人がいるが、その人も、そう思ったからには、思った通りだ。「そうなるためのこと」をはじめたとたん、変化はすぐにはじまる。心の目を醒ませ。興奮することも、高揚することも、きっかけを待つ必要もない。今すぐ、はじめればいい。
・【頻度 × 深度 = コミュニケーション】
メールより電話、電話より会う、会うよりも食事、一泊できればなおいい。またはドキドキ感を楽しめる場所に誘い、ちょっとした事件を共有体験することで、心の距離を一気に近づけることができる。
・忙しいときこど、自分に問いかけてみてほしい。「このままのペースで、本当に間に合うのか?」忙しくなってくると、だんだん目線が下がり、「虫の目」になってくるから。作業をしているときは、「虫の目」の集中力が欠かせない。しかし虫の目には、いま置かれている状況が峯得ていない。ときどき「鳥の目」の大きな視野で、プロジェクト全体を見渡してみよう。
・「めざす」と「がんばる」は違う。「がんばっている」が「めざしていない」ときがある。この違いは見分けにくいが、大きく違う。「めざす」とは、「目標と期限」が明確で、目標の達成のために、意志を持って行動することである。ある画家が、毎日、絵を描いていた。誰が見ても「がむしゃらにがんばっている」姿だった。しかし「個展をやろう」と決め、「日程」を決めたとたんに動きが具体的になった。
毎日、お母さんは料理を作っているが、コックにはならない。一方で、初めて包丁を持ったときから「コックになること」を目標にした少年は、数年後、コックとして働いている。最小の努力で、最大の結果を出すために、すべてはめざすことからはじまる。
人生のプロジェクト 山崎拓巳
http://www.sanctuarybooks.jp/project/