- 作者: 高田純次
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: 単行本
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BOOK〜『裏切りの流儀』(高田純次・茂木健一郎)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20101108
あのベストセラー「適当論」から4年。コレコレ!
BOOK〜究極の愛されキャラの神髄とは?…『適当論』(高田純次)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20080324
還暦にもなって、あのノリ、あの明るさ、あの無責任さ!いいよね〜!初の人生論語りおろしがこの本。おもしろ真面目な高田節全開!!そのツボとコツを紹介しよう。
・こんにちは。高田純次ことクリント・イーストウッドです。「人生は言い訳に始まり、言い訳に終わる」これは僕の人生哲学なんである。朝起きて天気が良ければ、「今日はいいことあるかな。俺の『茶柱』も元気に勃ってるし」
雨が降っていたらいたで、「そりゃあ雨も降るわな。毎日スカッと晴れてばっかりじゃ川も干上がっちゃうし」なんて毎日起きた瞬間から言い訳が始まる。
女房の顔を見れは、「今日も愛してるヨ」と言い訳して、さっさと家を出る。
そして三歩外にでれば、きのうのクラブのホステスの顔を思い浮かべていたりする
・適当男なんて言われてはいるが、これでもいろいろ悩みは多いんだ。
「今朝のホテルの朝食は失敗だった。ついアジのほうにいってしまったけど、なぜあそこにシャケにしなかったのか!?」とか。
・高田純次は提言したい。自分にうまく言い訳しましょう、と。これはつまり「うまく自分を騙しましょう」ということでもあるんだ。
「自分に思い込ませる」「自己暗示をかける」、あるいは「自分に言い含める」といった言い方でもいい。深いな、日本語は。大事なのは、必要以上に自分を傷つけないために、うまく言い訳することだ。
・人生はプラス・マイナスのバランスでできていると、スタンダール・タカダは、つくづく思う。「人生いろいろ」っていうけれど、僕の場合は、「人生そこそこ」を目指しているつもり。そこそこ仕事があって、そこそこお金があって、そこそこの車に乗って、あとはそこそこムヒヒがあって。そんなところでいい。
・舘ひろしさんに「高田さん、お笑って何ですか?」って聞かれたとき、「裏切り」って答えたんだ。
「たぶんこうくるだろうな」と思っている相手の予測を裏切る。マジックと同じで、先を読まれてしまったら面白くもなんともないから、予測を裏切って、全然違うところへお客さんを連れて行ってしまう。これがお笑いの基本じゃないかな、と思うんだ。
いいなあ!めざせ!高田純次!(^v^)