「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『この一冊で考える力と話す力が面白いほど身につく!』

図解1分ドリル この一冊で「考える力」と「話す力」が面白いほど身につく! (青春新書PLAY BOOKS)

図解1分ドリル この一冊で「考える力」と「話す力」が面白いほど身につく! (青春新書PLAY BOOKS)

仕事がら毎日のように、新しいことを考え、いかに自分のメッセージを伝えるために話すスキルを磨くことを考えている。(^u^)
それがまた難しいんだけどね。

誰もがぶつかる悩みを解決してくれるのが、「考える力」「話す力」。本書は、論理力、発想力、判断力、問題解決力、戦略的思考…「考える力」と、説明力、会話力、交渉術、質問力・回答力、心理話法…「話す力」の両方を、わかりやすい図解で一瞬で身につけてしまう本。そのツボとコツを紹介しよう。



・書いて整理する習慣は、身につけておきたい。その時、まず「テーマ」を書いてみるということである。そこから考え始めるのである。そしてそのテーマに基づいて、どんな些細なことでも思いつくことを片っ端から並べて書いてみる。


・頭の中をスッキリさせるコーネル大学式ノート作成法」
まず、1ページを3つのブロックに分けて使う。もっとも大きなスペースはふつうのノート、左側3分の1ほどの「キュー」を作る。ここには、話のキーワードや疑問点、アイディアなどだ。そして、ページの下の「サマリー」には、そのページの要約を書きこむ。


「思考力が倍増する時間帯の法則」

人間の集中力のピークは午前10時ごろだという。いいアイディアは脳のコンディションがよい状態の時間帯をきちんと選ぶことが大切であ
る。


・すごいヒットを生み出す「アイディア貯金法」

アイディアを貯金していく専用ノートやファイルを作ること。そして煮詰まったときや、ヒマなときにそれを繰り返して眺めてみる。小説家やお笑い芸人なら、さしずめ「ネタ帳」といったところ。どんなにつまらないネタでも、将来とてつもないヒットを生む原石という可能性だってあるのだ。


・人の不平不満のなかにはアイディアにつながるヒントが満載だ。不平不満を解消できるアイディアがあれば、それはそのまま商品にもなるし、営業戦略としても活用できるのだ。


・目の前の仕事を楽しめない、意欲が湧かないと思ったら自分でテーマを設定することがポイントである。例えば、コピー取り、領収証作成、単純入力作業などはタイムトライアルで効率アップするといい。


・会議の前に忘れてはならない重要なことは、準備の前に聞き手の「理解レベル」と「理解の範囲」を知るということだ。


・たとえば、部下が何か失敗したとしよう。そのとき「君は…」「お前は…」のように二人称にすると相手を責めるような言い方をしてしまうことが多い。ところが、主語を一人称である「私は…」に変えてみるとどうだろう。あとに続く言葉も「〜してもらいたい」「〜してくれると嬉しい」という具合に、自分の気持ちを相手に伝えたり、改善策を喚起させたりするような言い方になるから不思議なものだ。これが俗に、「マイナスの言い方、プラスの言い方」と呼ばれる使い方である。


・間違いなく相手が食いついてくる話題がある。それが「失敗談」だ。「他人の不幸は蜜の味」というが、人が失敗して恥をかいたり損をしたりした話は興味をひくものだし、それが大失敗であればあるほど、聞いているほうの楽しみも倍増するというものだ。


「話のツカミ」4つの方法

1 質問型 〜 質問をすることによって聴衆の心を話に傾けさせる
2 告白型 〜 個人的なことを打ち明けるようにみせてテーマにつなげる
3 視覚型 〜 物や写真を見せてひきつける
4 ストーリー型 〜 物語ふうに話し始める。


・突然会話を終わらせてしまう「タブー言葉」、そして誰もがすぐに口にしがちなのが、「それ、知ってるよ」の一言なのだ。


・会話の達人は3つのポイントで「間」を使いこなす

1 了解を求める間 〜 「ここまではいいですね」と了解を求めることが目的。
2 期待させる間 〜 話が盛り上がり、聞き手の感情が高まってきたところで、わざと間を入れて惹きつける。
3 余韻を与えて、印象深くするための間 〜 話の区切りやちょっと一息つきたいときなどに、わざと間を入れる。


擬態語・擬声語はうまく使えば話にリアリティが出てくるし、話をより面白く、わかりやすいものにすることができる。
「御社の業績がグーンと伸びますよ」「風がビューっと吹いて来た」「ドンドン足を運んで下さいます」


「たとえ話」と「事実」との併用で相手は確実に落ちる。例え話でその商品の効果などに対するイメージをふくらませておいて、事実でそれを証明する。この手順を踏むだけで、営業センスはひと皮向けたものになる。