「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜最初の2秒のなんとなくが正しい…『第1感』

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい

私は、どちらかというと、直感というか第一感が働かないほうだ。例えば、人を見る目がない。商売がら、いい意味でも悪い意味でもその人のいいところや潜在的な可能性を見過ぎてしまうのだ。(゜o゜)


その点、妻の感性はスルドイ。昔から「あの人、なんか黒い感じがするから付き合わないほうがいいよ!」といわれて、えっ?そうかな…、と思っていたら妻の予言どおり後でトラブルになったりしたことは多々ある。洋服選びもそうだ。今では多少は自分で買うようになったが、妻に選んでもらった方が間違いないのだ。自分の第一感よりは、妻の第一感を信用することにしている…しかし、女性を見る第一感は優れていたりして…ひとめぼれってヤツか…。(^u^)


さて、今日紹介するのは、「最初の2秒の状況判断=第一感はかなり正しいということの科学」を論じている、全米連続50週のベストセラー、世界34カ国で翻訳された話題の本なのだ。

冒頭で紹介している美術の鑑定士がひと目で真贋を判別できるエピソードはとても興味深い。私の経験でもセールスを長くやっていると初対面の見込み客で契約するか、しないかなんとなく分かるからね。その時の脳の働きは、「適応性無意識」と呼ばれ、意識が思考して正しいと判断する前に、正解を直観するひらめき能力なのだそうだ。


プロの第一感の大切さと、一般人がなぜ騙されるのかの対比は面白い。直観の正しさの根拠やそれを鍛えるノウハウが詰まっている。やっぱり人間も動物だから「動物的カン」があるんだね。せっかくだから磨かないとね。おススメ!