みんなCM音楽を歌っていた―大森昭男ともうひとつのJ‐POP
- 作者: 田家秀樹
- 出版社/メーカー: スタジオジブリ
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 単行本
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http://www.1101.com/cm_ongaku/index.html
私は子供のころから、耳が良かった(?)のか音楽に関しては記憶がフツーの人より優れているようで小さいころからCMソングやテレビ主題歌や演歌・歌謡曲などは周りがびっくりするほど覚えている。数えてみたことはないけど、3,000曲は覚えているだろう。
昔からギター弾き語りで『人間カラオケ』として重宝されたものだ。(^^♪
CMソングの音楽ディレクターとして、1960年から現在まで業界の第一線で活躍。約2400ものCM音楽を制作してきた大森昭男。
1951年民間ラジオ開局とともに流れ出したCMソング。
その歴史を大森昭男を中心とした、CM音楽の歴史は、まさに戦後日本のサブカルチャー史!
・三木鶏郎こそ、コマーシャルソングの創始者であり、日本のCMの形を作った人。「ワ・ワ・ワとワが三つ」(ミツワ石鹸 '54) 「明るいナショナル 明るいナショナル」(松下電器 '55) 「ジンジン仁丹ジンタカタッタッター」(森下仁丹 '57) などなど。
・いずみたく
吉田拓郎が「死ぬまでに一曲でいいから、ああいう曲を書きたい」といった曲。それが「見上げてごらん夜の星を」それが、作詞・永六輔 作曲・いずみたく
「世界は二人のために」「チョコレートは明治」「マーブルチョコレート」などなど。
・小林亜星(私が最も尊敬している作曲家の一人)
「イエイエ」「この木なんの木」「酒は大関こころいき」「ワンサカ娘」「サントリーオールド」「ふりむかないで〜エメロンシャンプー」「ブルーダイヤ」「パッとさいでりあ」などなど。
・そして70年代後半の資生堂のイメージソングは大森昭男
「サクセス」「時間よ止まれ」「君の瞳は10000ボルト」「夢一夜」などから始まり、西武百貨店の「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などのCMを糸井重里、矢野顕子、川崎徹などとともに47年間に1760の作品を生み出してきた人物。そして今でも現役。
ん〜!!!タマラン!懐かしい!私たちの身近にCMソングが流れていたんだね〜!スタジオジブリが出版しているのもオモシロイ。CD付きだったらもっとよかったのになあ…。(^^♪