「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

DVD〜プロジェクトX…『みどりの窓口・世界初鉄道システム』

毎週のように、そして当たり前のようにお世話になっているJRのみどりの窓口。鉄道大国日本では、1日7万本の列車が走るという。そして全国8,000ヶ所のみどりの窓口で、わずか3秒で発券する。よく考えてみたらすごい事だよね〜!
しかし!約45年前は、指定券売場は長蛇の列で、特急券を買うのには半日並ぶのが常識だったのだという。あちゃ〜!(>_<)


その時、当時の国鉄と日立の技術者が手を組み、世界初の巨大鉄道オンラインシステム『みどりの窓口 を築き上げた人々の14年間にわたる壮絶なドラマ。
やっぱり、最初に始めた人や、未知の技術にチャレンジする人の話は心に響くね〜!!!


昭和33年、高度成長の日本では、倍々で特急や夜行列車のニーズが増えていた。しかし駅の指定券売り場では長蛇の列は一向に進まず、指定券を取るのに半日も待たされることがあった。原因は、手作業による受付方法。各駅に予約を申し込むと、拠点駅にある予約センターに電話連絡。そこには、列車ごとの予約台帳を載せた円卓が高速で回転。係員がひとつひとつの注文に必要な台帳を取り出し 、書き入れていた。
しかし特急列車の増発が相次ぎ、職人技による手作業はもはや限界!(>_<)駅名が書いてあるスタンプが擦り切れ、ついには客が発券を待つ間、乗りたい列車が空席のまま出発する事態となった。抗議が国鉄に殺到しクレームと怒号の毎日!


そこで国鉄と日立は、、予約の自動化に乗り出し「マルス」と名づけられた座席予約システムは昭和35年 、試験導入に成功。その5年後には全国150の駅に配置され「みどりの窓口」と名づけられた。
しかし、この巨大システムはもろかった。各駅からの要求が集中する午前9時にはコンピュータがパンク。各地で切符の二重発券 、三重発見のミスも続発した。国鉄の信頼は、がた落ちとなった…。


トラブルの原因はチームの組織にあったのだ! 国鉄はコンピューターのことを知らずに、受注側の日立は鉄道という ものを知らなかったのだ!そこで、国鉄側は日立に100人もの若手社員を送り、コミュニケーションを図り、システムの精度を高めていくのだが…。いや〜!スゴイ話だ!(T_T)

お互いがお互いの仕事を理解し、同じ目標を目指すということが当たり前のことなんだけど、大切なことなんだね〜!(^^♪ 改めて仕入れるところがあるね〜!