なんだこりゃ?!まだまだあるぞ 県境&境界線の謎 (じっぴコンパクト新書)
日本全国出張している私は、地理が大好き。もちろん「ぶらり途中下車の旅」や「秘密のケンミンSHOW」は欠かさない。(・∀・)
さて、浅井建爾さんのこのシリーズの第二弾もオモシロイよー!「全長わずか18キロを走るあいだに4県の県境を6回も越える不思議な県道や、合併もしないのに突然面積が2倍になった市、地図を見ても判別できないほど複雑な市町村境など、県境や境界線を巡るドラマを第一人者が紹介します。「なんだこりゃ?!」と驚くような実例と地図を満載した、面白くてためになる地理雑学本の決定版」そのエッセンスを紹介しよう。
【埼玉県に住んでいるのに住所は東京都ー境界をまたいで建つ施設の住所はどちらになるのか】
埼玉県と東京都の境界近くに陸上自衛隊の朝霞駐屯地がある。その名称から当然、駐屯地の住所も埼玉県朝霞市だと思うに違いない。だが、地図をよく見ると、駐屯地の敷地は朝霞、新座、和光の三市と、一部が東京都練馬区にまたがっていて、90%以上は埼玉県側にあるのだ。それなのに、朝霞駐屯地の住所は埼玉県ではなく、「東京都練馬区大泉学園」になっている。なぜこういうことになるのか。どうやらその施設の心臓部がどの自治体に建っているのかが、施設全体の所在地の決め手になるらしい。住所は、便宜上、東京都練馬区としているのであるが、建物の大部分が埼玉県に建っているためなのか、電話の市外局番は練馬区の(03)ではなく、朝霞市、和光市、新座市と同じ(048)となっている。
その他、「消えたまま謎の県境」「なぜ千葉県船橋市に「葛飾」がある?」「戦車や手榴弾が沈む湖ー神聖な山・高千穂峰山麓の湖が境界未定の理由とは」「小さな飛び地に大学がふたつー中学校もない川崎市の飛び地だが、大学はふたつもある」「明治の三百五府県はいくつ生き残ったのか」「「谷」は“ヤ”か“タニ”か」「東日本は赤、西日本は青」など。
地理ってオモシロイね〜〜!浅井さんの本、オモシロイね〜〜!オススメです。(・∀・)
なんだこりゃ?!まだまだあるぞ 県境&境界線の謎 (じっぴコンパクト新書)
第一弾もオススメです。(・∀・)