「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「三島由紀夫 剣と寒紅」(福島次郎)

小学生の頃、衝撃的だった、三島由紀夫の割腹自殺。当時、遠藤賢司の「カレーライス」という歌にも登場したよね。戦後日本文学界を代表する作家だよね。 さて、この本は衝撃的だ。三島由紀夫と付き合いの深かった福島次郎氏が語る、三島由紀夫の真実の姿なの…

「井上陽水全発言」(えのきどいちろう編)

「酒場のギター弾き」の私が、もっとも影響を受けたミュージシャンの一人が井上陽水だ。(・∀・)♪彼の歌だけでも30〜40曲ぐらいはカンペキに覚えている。 「70年代半ばから現在まで、激動の世情のなかでニューミュージック界の王者として常に時代の感性の最先…

「二軍」(澤宮優)

二軍のグラウンドで、誰からも注目されず、明日に向かって懸命に汗を流している選手。まさに安い年俸で、きつい練習に耐え、いつかは一軍のひのき舞台にと夢見ている人たちである。彼らのモチベーションはどこになるのか、どのようにそれを維持しているのか…

「BAD KIDS」(村山由佳)

全作品読破を目標にしている村山由佳氏。私と同い年ということと母の旧姓、「村山」ということで親近感があるのだ。恋愛小説、特に大胆な性描写と心理描写に定評があるよね。さてこの本も、いいよお! 「高校写真部の部長の都は、20歳もの年上のカメラマンと…

「花さき山」(斎藤隆介・滝平二郎)

私の大好きな絵本作家、斎藤隆介氏と滝平二郎氏のコンビ。名作絵本をあらためて読んでナミダ……。(T_T)斎藤氏はいう。「咲いている花を見ると思う。この花を咲かせているものは、一体なんなんだろう。あのほそい茎を通して、土からなにものかを吸い上げて、春…

「プロ野球 レジェンドが語るあの日、あのとき」(編サンケイスポー

私が小学生の頃は、読売巨人軍は、王、長嶋のON砲が活躍し、V9の真っ盛りだった。「あの場面、長嶋は、王は、金田は何を考えていたのか。誕生から80周年を迎えたプロ野球。その歴史に名を刻んだかつての名選手や名監督たちに、自身の回想をもとにプロ野球史…

「夫とはできない」こと(亀山早苗)

またまた亀山早苗さんの本。どのページも衝撃的な内容だ。(・o・) 「人を好きになるのは罪ですか? 結婚生活は、いわば失恋状態といって過言ではないのかもしれない。そんな妻たちは誰もが「婚外恋愛予備軍」。「したいから好き」なのか「好きだからしたい」…

「図説 昭和レトロ商品博物館」(串間努)

全作品読破を目標にしている「昭和B級文化」を研究する串間努氏が、昭和レトロ商品博物館(東京・青梅市)を開いたのだという。 昭和レトロ商品博物館 http://www.kmine.sakura.ne.jp/tokyo/hakubutukan/syouwaretoro/syouwaretoro.htm そに常設展示されてい…

GOURMET〜福岡ラーメン食べ歩き2…「はかたや」VS「18ラーメン」

ラーメン 290円 替玉 100円 茹玉子 60円 はかたや 川端店 福岡市博多区上川端町9-151 092-291-3080 24時間営業 無休 全国の美味しいラーメン食べ歩きをしています。そしてココ、博多ラーメンは、美味しいのはもちろん、激安ラーメンのメッカ!でもあるのだ。…

「おとなの関係 性と心とからだと愛」(亀山早苗+山路徹)

明治大学の大先輩のフリーライター・亀山早苗さんは「性」をテーマに数多くの著作がある。そしてジャーナリストの山路徹氏は、麻木久仁子さんと大桃美代子さんとの三角関係で有名になったモテ男。「おとな」だからこそ、愚かになろう…「男女」の達人2人だか…

「男色の景色ーいはねばこそあれー」(丹尾安典)

マツコ・デラックスをはじめ、テレビでは、ゲイ、オネエ、ニューハーフ、ホモ、オカマなど性別不明なタレントが大活躍で、見ない日はないよね。実は、日本文化における男色という道、それは“王道”だったのだ!万葉集から現代文学まで、また仏画、山水画、琳…

「ラプラスの魔女」(東野圭吾)

全作品を読破しているミステリーの巨匠・東野圭吾氏。作家デビュー30年、80作目の到達点のこの最新作は、最高傑作かもしれない!氏みずから語る「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。そしたらこんな作品ができました」 「円華という若い女性のボディ…

「おだんごぱん」(ロシアの昔話)

東京の伝統的な和菓子、人形焼。人形のカタチをしたものを口に入れるなんて!という人がいる。動物のカタチをしたチョコレートやビスケット、パンなど、リアルになればなるほど、食べるのに気が引けるという人がいる。なんて心やさしい、繊細で、センシティ…

「今すぐ50個手放しなさい」(ゲイル・ブランキ/植木理恵)

「片付けられない症候群」のワタシ……。(-_-) 藁にもすがる思いで、この本を手に取りました(笑) 「驚くほど簡単に夢や願いがかなう――。これは、今まで心理学者でさえ見逃していたすごい方法。それは、次のステップにしたがって、「モノ」と「ココロ」を50個…

「少年ブーム 昭和レトロの流行もの」(串間努)

またまた串間努氏の本。子供の頃を、昭和40年代、50年代を思い出す。懐かしいなあ……。(・o・)! 「戦後、子どもたちの間でたくさんのブームが起こった。そのブームはどのように生まれ、子どもたちに何を遺したのか?仕掛け人は誰か?ブームを通して、当時の…

「トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術」(浅田すぐる)

世界一の自動車メーカー「トヨタ」といえば日本を代表する企業だよね。なぜ世界一なのか!?その秘密はココにあった!そのエッセンスを紹介しよう。 ・実は、トヨタには、業務上の書類はすべてA3またはA4サイズの紙1枚に収める、という習慣が企業全体の文化…

「書き下ろし歌謡曲」(阿久悠)

. 明治大学出身の大先輩でもあり大作詞家の阿久悠氏。(・∀・)5000曲を超える曲の作詞をしたのだが、ちょっと思い出しただけでもスゴイ!「白いサンゴ礁」「ざんげの値打ちもない」「また遭う日まで」「街の灯り」「五番街のマリーへ」「宇宙戦艦ヤマト」「…

「続・結婚後の恋愛 セックスレス編」(家田荘子)

昨日紹介した本の続編がコレ。このタイトルだとなかなか手に取りにくいでしょ?買いにくいでしょ?だから、ツボとコツを紹介するね。(・∀・) ・「セックスレス」とは、「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいは、セクシャ…

「結婚後の恋愛」(家田荘子)

いや〜スゴイ本を読んじゃいました〜……!?(・o・) タイトルもインパクトあるよね〜! 結婚というものの価値が下がってしまったのだろうか。今では、完全に不倫が市民権を持ってしまったのかのようにみえる。男にとっても、女にとっても、不倫はとても楽しそ…

「ダンス・ウィズ・ドラゴン」(村山由佳)

昭和39年辰年生まれの私は、龍、ドラゴンが好き。そして私と同い年の村山由佳さんが書いたドラゴンの本がコレ。 テーマは、井の頭公園の奥深く潜む、夜にしか開かない図書館。実際に、本当にありそうな描写なんだよね。 昼間は閉まっていて、開いているのは…

「代打の神様 ただひと振りに生きる」(澤宮優)

野球の醍醐味でもある終盤での代打登場!ここで一発出れば逆転という数多くの筋書きのないドラマがあるのだ! 「流れを読み、はまる。」「初球から思い切っていく。」「一撃で決める。」「挽回のチャンスは二度とない。」という四つの心構えが「陰の四番打者…

「まぼろし商店街 なつかしのニアレトロ「昭和」」(串間努)

昨年からハマっている学童文化研究家、日曜研究家の串間努氏。(・∀・) 我々の世代には涙ちょちょぎれモノのネタが満載だよなね。 さて、「本書は昭和40年代にスポットライトを当てています。アイデアひとつで子どもの消費市場に大量生産の商品を出すことがで…

「日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価」(杉浦大介)

広島東洋カープのエース、マエケンこと前田健太投手のロサンゼルス・ドジャースへの入団が決まったねえ。そして昨年は、「男気」黒田博樹投手が、逆にメジャーから戻ってきたよね。今や、日本人投手はメジャーリーグでもなくてはならない存在になっているよ…

「漢字の気持ち」(高橋政巳・伊東ひとみ)

またまた漢字の本。「漢字は、人々の思いを背負っている。祈りや愛情、思考や哲学、悩みや苦しみなど、人間の心のありようが凝縮されている―古代から脈々と続く漢字の心象に魅かれた書家・刻字家高橋政巳が、語源を遡り、百余の漢字を筆書きしながら、古代の…

「演歌」のススメ(藍川由美)

我が母校、明治大学が排出した歴史に残る3名(組)の音楽家がいる。古賀政男、阿久悠、そして宇崎竜童&阿木耀子夫妻だ。(敬称略)そして、この本はソプラノ歌手である藍川由美さんが書いた演歌の本、テーマは、ナント!古賀政男先生なのだ!「わが国には…

「東西「駅そば」探訪」(鈴木弘毅)

ビジネスマンにはなくてはならない「駅そば」。私が好きなのは京急品川駅の「えきめんや」の「玉ねぎ天そば」です。(・∀・) この本は、このブログでも何度か紹介している「駅そば」研究の第一人者・鈴木弘毅氏が、綿密な取材と豊富なデータをもとにおくる東…

「文人悪食」(嵐山光三郎)

文人悪食 (新潮文庫) 同じ食べるのなら、オイシイものを食べたいし、誰がナント言おうと、自分の好きなモノを食べたいものだよね。(・∀・)さて、この本は37人のあの!文人、文豪たちの食についてのこだわりの本なのだ。 『「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え…

「背番号の消えた人生 栄光の名選手はいま…」(近藤唯之)

あっという間に三が日過ぎたねえ。今日から仕事の人も多いよね。2016年も張り切っていきましょう!(・∀・)さてまたまた、野球本だけど、この本は1979年出版の絶版。「プロ野球選手たちは一体、ユニホームを脱いだあと、なにをやって、どうやって生きているん…

「球界オモシロ見聞録」(豊田泰光)

西鉄の強打者、そしてプロ野球ニュースの名解説者・豊田泰光氏。もう15年前の本だけど、面白く野球を見て、楽しい話をするためにテレビでは言えないマル秘情報を満載。清原がダメになった理由、キャンプ地の秘密などの他、長嶋茂雄の爆笑エピソードや、球界…

「あの日、野球の神様は“背番号3”を選んだ 天覧試合昭和34年6月25

お正月三が日は、私の大好きなプロ野球に関する本を紹介しましょう。(・∀・)時々、テレビで、ミスタージャイアンツの長嶋茂雄のサヨナラホームランの「天覧試合」についての映像が流れるけど、私が生まれる5年前、昭和34年6月25日。この日のことを詳しくは、…