一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得」(荒木優太)

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この本はじわーっと響く……十代後半にぼやーっと考えていたことを思い出す……。

自分の本当にやりたいことや、出来なかった夢にチャレンジしたくなってくる……。

ワタシにとってはすでにそれはギターだったり、歌だったりするのかもしれない。

 

 

「やりたいこと」をやって生きる。その<あがき〈struggle〉>方は、今も昔も、無数にある。先人に学び、選択肢を増やすため、16人の<在野研究者>の「生」を、彼らの遺した文献や、伝記的事実から読み解く。大学や組織などに所属せずとも、しぶとく「生き延びる」ための<あがき>方の心得、40」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
本棚遊びで英語とドイツ語を習得しつつも七歳の頃、原因不明の失明により初等教育を一切受けられなかった男がいた15のときに突然視力が回復したものの、両親の死によって18で天涯孤独の身となって日雇い労働で糊口を凌ぐ生活に突入し、29のときにモンテーニュの『エセー』片手に季節労働者として各地を転々と渡っていく旅路を経、サンフランシスコの沖仲仕として働きつつ論文の執筆を始めたのは39歳のことだった。知的な彼のことを仕事仲間はプロフェッサー」と呼んだ。
 
本を書く人間が清掃人や本を印刷し製本する人より遥かに優れていると感じる必要がなくなる時、アメリカは知的かつ創造的で、余暇に重点をおいた社会に変容しうるでしょう」もちろん、エリック・ホッファーのことである。
 
振り返ってみれば狭義の学術機関に頼らずに学的な営みをつづけてきた研究者たちの歴史がある。本書はその営為を在野研究と名づけ、それに従事する者たちを在野研究者と呼び、16人の研究者のその生涯と業績をコンパクトに紹介することで「未来図」のためのささやかな材料を提供することを目指したい。
 
・「われわれは、仕事が意義あるものであるという考えを捨てなければなりません。この世の中に、万人に対して、充実感を与えれられるような意義ある職業は存在していないのです。(中略)そういうわけで私は、一日6時間、週5日以上働くべきではないと考えています。本当の生活が始まるのは、その後なのです」食うために働くときは黙って働け。ただし、きちんと時間を決めて。課せられたその苦労のあとに本当の「仕事」、「本当の生活」が始まるのだから。労働に対して生半可にやりがいなど求めず、研究(やりたいこと)と生活(やらなければならないこと)をきっちり分けて、それぞれを独立させようとするホッファーの考え方は極めて潔い。
 
三浦つとむ(哲学、言語学)、谷川健一民俗学)、相沢忠洋考古学)、野村隈畔(哲学)、原田大六(考古学)高群逸枝女性史学)吉野裕子民族学)大槻憲二(精神分析)、森銑三書誌学、人物研究)平岩平吉(動物学)赤松啓介民族学小阪修平(哲学)三沢勝衛(地理学)小室直樹(社会科学)南方熊楠民俗学博物学、粘菌研究)、橋本梧郎(植物学)など。

 

いいなあ。いまでこそ脚光を浴びる必要があるかも。オススメです。(・∀・)

 

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「ギターは日本の歌をどう変えたか ギターのポピュラー音楽史」(北中正和)

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「ギター弾き」のワタシは、この本のタイトルを見たら読まずにいられない!♪ワタシにとっては「ギターは小野塚テルの人生をどう変えたか」なのだ!ギターのない人生なんて考えられないっ!

 

「今や最も身近で愛されている楽器ギターは、いつ、どこで生まれ、どんなふうに世界に広がったのか。そして二十世紀の日本ではどのように普及し、日本の歌をどう変えたか。戦前のハワイアン、古賀政男あきれたぼういず、戦後の田端義夫、ウエスタン/ロカビリー、エレキ・ブームまで。ギターをフォーカスにすると、ポピュラー音楽のユニークな歴史が見えてくる!J‐POPのルーツへの楽しい探索の旅」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・全国楽器製造協会の調査によれば、2000年の日本では、アコースティック、エレクトリック合わせて70万6757本のギターが作られたこれは電子キーボード類の合計80万台弱には及ばないが、他の楽器、ヴァイオリン以外の弦楽器の合計の約6万5000本やピアノの14万台強と比べてみれば、突出した数字だ。その約4割が国内で販売されている。一年間に何十万本ものギターが国内に出回り、新しい持ち主の手に渡って奏でられたり、飾られたり、ほこりをかぶったりしているわけだ。この本では、そのギターがいったい日本でどんなふうに紹介されて定着し、ポピュラー音楽を変えていったのかを探ってみようと思う。
 
ギターの語源は、古代ギリシアキタラkitharaという楽器にあるといわれている。そのキタラという言葉も、もとをたどると、西アジアケタラchetarahタールtarに由来するという。
 
日本で最初にギターを弾いた人は残念ながらはっきりしないヨーロッパの楽器が日本で演奏されたのは、記録に残っている範囲では、1551年にフランシスコ・ザビエルが山口の武将大内義隆にクラヴォ(クラヴィコードをプレゼントしたときが最初だ。ザビエル本人が弾いたのかどうかわからないが、当然、誰かが大内義隆に弾いて聞かせただろう宣教師は賛美歌を教える必要上、最低限、楽器が弾けたにちがいないからだ。
 
・江戸末期に開国して以降の記録では、比留間賢八が1901年にイタリア留学からマンドリンとギターを持ち帰ったのが、日本にギターが入ってきた最初とされている。しかしもの好きな人が多い日本に、開国から50年近くもギターが持ち込まれなかったとはとても思えない。
 

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・1911年は、詩人の萩原朔太郎が慶応大学の予科に入学した年でもあった。彼は比留間賢八や田中常彦にマンドリンを習い、ギターを練習した。一時期は東京音楽学校をめざしたら、技術的に及ばないからと断念している。
 
国産のギターを最初に作ったのは、名古屋の鈴木政吉と言われている和楽器の工場で働いていた彼は、1889年にまずヴァイオリンの国産化に成功した。第一次世界大戦の間はヨーロッパの楽器生産が途絶えたため、鈴木に世界各地から注文が殺到し、1916年にはヴァイオリン4万本近くを輸出したというから、たいへんな急成長ぶりだ。1907年に鈴木で作られたギターが500本、26年が4320本とある。以後、国産ギターの生産数は、太平洋戦争がはじまるまでおおむね増加し続けたと思われる。
 
古賀政男が次兄からマンドリンを贈られ、音楽をめざしたのは1919年、15歳のときだった。マンドリンは「その頃のわが国で、最もモダンな楽器」だったという。明治大学予科に入学した23年、彼は明治大学マンドリン倶楽部の創設に参加し、卒業するころには倶楽部の中心人物になっていた。
 
「ギターの歴史」「日本のポピュラー音楽とギター1945年まで、戦後から現代へ」いままでのギターに対する、見方、考え方が変わるよね。オススメです。(・∀・)♪

 

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MUSIC〜「酒場のギター弾き」流し in 「酒処 歩(あゆみ)」PART2(神田)

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酒処 歩

千代田区神田鍛冶町2-14-1(神田小路)  03-5256-2540

 

前回ここで「流し」をして早や3ヶ月。神田小路の閉鎖の前に「昭和の思い出」を作ろう!と2回目、やってまいりました~!

ここで27年目。徳之島出身のママさん、今でもキレイだから若い頃はモテただろうなあ!(  ̄▽ ̄)

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さあ、今日もどんな歌が出てくるかわからない!リクエストにお応えする「流し」!今日のギターは1966(昭和41)年製のYAMAHA  FG-180のライトグリーンラベル

 

「よく歌詞、覚えてますね~!」「流しですから」(笑)

 

「よく見ないで弾けますね~!」「はい!カラオケが誕生する前から、40年やってますから」(笑)

 

生ギターの音に惹き付けられたのか、人が来るわ、来るわ!(笑)

 

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個人的にはビリー・バンバンヒデとロザンナが嬉しかったなあ~♪

 

今日歌った歌


精霊流し」(グレープ)「街の灯り」「さらば恋人」「涙から明日へ」(堺正章)「白いブランコ」「れんげ草」「さよならをするのために」「また君に恋してる」(ビリー・バンバン)「岬めぐり」「カリフォルニア・ドリーム」(ウイークエンド)「時代」「悪女」(中島みゆき)「道標ない旅」(永井龍雲)「勝手にしやがれ」(沢田研二)「勝手にシンドバッド」(サザンオールスターズ)「愛の奇蹟」「愛は傷つきやすく」(ヒデとロザンナ)「桃花源」「道化師のソネット」「天までとどけ」(さだまさし)「時間よ止まれ」(矢沢永吉)「いい日旅立ち」(山口百恵)「チャンピオン」(アリス)「スローモーション」「少女A」「北ウイング」「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)「新しいラプソディー」(井上陽水)「裸足の季節」「白いパラソル」「青い珊瑚礁」(松田聖子)「神田川」(かぐや姫)「レットイットビー」「ヘイ・ジュード」「抱きしめたい」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」「エスタデイ」(ビートルズ)「サヨナラ模様」(伊藤敏博)「待つわ」(あみん)「ライド・オン・タイム」(山下達郎)「ブルースカイブルー」「YMCA」(西城秀樹)「愛は勝つ」(KAN)「五番街のマリーへ」「ジョニーの伝言」(ペドロ&カプリシャス)「乾杯」(長渕剛)などなど。
 
途中で外国人が2名参入!(笑) 英語の歌も覚えなくちゃ!今度は夏に企画します~♪♪みなさん、ありがとうございました~!♪
 

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「礼賛」(木嶋佳苗)

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交際していた3人の男性を殺害したとされる“首都圏連続不審死事件”で、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚。3回目の獄中結婚をしたというニュースがあり「なんでこんな女が、男を虜にするのだろう!?」と感じた方も多いだろう。

 

早すぎる初潮、母との確執、最愛の人との出会いと初めて犯した罪…婚活連続殺人事件(首都圏連続不審死事件)の被告人が拘置所で書いた衝撃の自伝的小説!」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・37歳の冬、私は「名器発言」で有名になった。裁判所の法廷という場で自らのセックスを赤裸々に語ったことが特異で、こうした女性は例がないという。私は愛した男性を嫌いになったことがない。18歳以降の恋愛の終わりは、今交際している彼より、もっと好きな人ができたことが理由のすべてだった。だから必然的に、二人の男性と交際期間が重なる糊代ができるステディーな彼がいない期間は一日もない。一人で夜を過ごした日は数える程しかないそんな人生を送ってきた。
 
・徹さんと過ごした時間は、私の胸にじんわりとした追憶となって打ち寄せてくる。彼がいる光景は、私の心の奥深くにまだとても鮮やかに残っていることに驚かされた徹さんの姿は、私にとって大切な風景のひとつとなっている。それはとても大きな意味を持ち、私はそれを説明するために生きているような気持ちにさせられる。女として行きていく根拠が、徹さんとの交際にすべて詰まっていると感じざるをえないのだ。私は初めてセックスしたのは、高二の夏休みのことだった。
 
とてつもなく稼ぐ人たちと接して感じたことは、彼らは皆、強い言葉を持っているということだった。成功を収めた人たちは、自分の中に体験や、知識、データを蓄積い、真剣に自分の仕事と人生に向き合い考えている。彼らはチャレンジを繰り返し、失敗や挫折も経験し、山あり谷ありの人生から形作られた思想や哲学を持っている自分自身の軸を持っている彼らと18歳の女の子がお互いの意識を共有したり、理解し合うことは本来難しいと思う。私が彼らと仲良く付き合えたのは、体感として体に染み込んでいるものが、共鳴したからだと思う。私は、同世代の女性に比べて、経験と知見の引き出しが多いことには自信があった。
 
私は男性によって息吹を与えられ、思考を持つ。私は、こういう人間だとか、私の意見はこうだと決めつけてしまわない。相手の要望に合わせて自分の打ち出し方を臨機応変にカスタマイズする。相手の状況や興味関心に合わせて答えを変えていく。男性との会話において自分の中に答えを持たない。本物のVIPは、会うと一気に緊張をほぐしてくれる周りに気を遣わせず、一緒にいるだけで、優雅な気持ちになる。そういった空間に身を置けたことは19歳からの人生にとても役立った。
 
「自分のためになることだけ考えていたら、良い情報を持った素晴らしい友は寄ってこない」自分から積極的に相手のためのなる会話は何だろうかと考えて、相手がその情報を得たことによって何がしか相手の人生の充実に繋がる話題を提供しなさい。そうすればいつも楽しくて時間を忘れてしまうと思われて、次々とさらに高次元のレベルと求める良い情報を持った友達が集まってくるものだ。建設的な時間を過ごすためには、まず、自分自身が明るく楽しく、相手のためになる話題の提供者になることが大事なんだよ。いつもそんな会話のできる人が、いつの間にか周りから愛され、尊敬される女性として育っていくものだ」と父から小学生の頃から教えられてきた。
 
一流の人は、どこでどんな風に買うかということも含めて、物に対して善き物語を大切にしているように思う。それは、男性の服や物選びを見ても感じることである。何を買うにも歴史や貴人や偉人への憧れなど、権威の裏付けや物語を必要とする人が多い。そのような心理を持っているからこそ、男性が着るシャツやコートは、生地ひとつにも物語があるのだろう。
 
・仕事が出来る男性は、遊びでも闘争心をもたげ、より評判の良い女性を自分のものにするためにお金で張り合う。全てのやりとりは、男女双方の自由な合意による恋愛の中にある私がしていたことは、拝金主義でも承認欲求でも自傷行為でもない。親への代理充足したわけでもない。自分がしたいと思ったことが、タイミング良く与えられ、私がそれを普通より上手にすることができたので多くの報酬を得て、楽しく続けてきた。自分を大切にし、男性に優しく接し、幸せな時間を共有した。売春や援助交際という単語につきまとう悲愴感は、私には無縁のものだった
 

いや〜すごい文章力だなあ……。読ませるなあ……。事実が50%だとしてもなかなか賢い、するどい女性だわ……。ある意味、奇書だよね……。著者の犯罪のベースがわかる。オススメです。(・∀・)♪

 

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「過去にあがらう」(鈴川卓也+前田智徳+石井琢朗)

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現在の常勝広島カープの名選手といえば「天才・前田智徳だろう。イチローノムさん落合博満からも「天才」と言われていた。どこが天才7日?疑問を持っていた。

 

カープコーチの石井琢朗氏と、昨年現役引退をした前田智徳氏、元カープトレーナーの鈴川卓也氏。カープで共有した「過去」を語る。そこから見えてくるものとは?そのエッセンスを紹介しよう。


(鈴川)本音かどうかは分からないですけど「野球、好きですよね」って聞いても「好きじゃないよ、苦痛よ」としかいわないですからね。前田さんが本当に野球をしていてうれしいことってなんなんでしょうね。

(石井)おそらく三振でもなんでもいいから、自分の納得したスイングができた時が一番うれしいんじゃない。前田を見ていると、やっぱり一対一の勝負だよね。一打席への集中力というか、そこにかけるまでのなんだろ……自分のもって行きかたというか、ルーティンというか。なんかすごいよね。そこはちょっと、どんな人でも近寄りがたいものがあると思う。独特の雰囲気がある。やっぱりすごいんだよ。あのもって行くまでの姿勢……すごいと思うよ。常に100パーセント。それで出し切ったらもう、ドンと落ちる。100で行って終わった時点でゼロになる。落ち込みかたがすごいというか。もうとここん自分を落とすんだろうね。ベンチでずーっと……。

(石井)黙って、下を向いて。なにを考えているんでしょうね。あと、前田のすごいところ、あいつダッグアウトからバッターボックスに入るまで、一回も素振りをしない。振らないんだよ。これってできないよ、ふつう。一回も素振りしないんだよ。それにさ、ピッチャーも見ないからね。結局、前田の中でなにが一番大事かっていうと、備え。「準備」なんだよ。結果もそうなんだけど、やることをすべてやった上での結果じゃないと意味がないわけ。一番許せないことは、その準備をせずにバッターボックスに立つこと。

(前田)怪我をしてからというもの、自分の体が思うようにならなかった。プロという厳しい勝負の世界に身を置きながら、こんな状態でバッターボックスに立っていいのか。常にそういう気持と戦っていた気がします。プロとして恥ずかしくないんか。これじゃ打てない、やばい、やばい……。だから「天才」だなんて、とんでもない。これは、僕の偽らざる本音です。

 

前田の「準備力」のエピソードがスゴい。まるでサムライだ。カープファン、野球ファン必読!オススメです!(・∀・)♪

 

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「父の椅子 男の椅子」(宮脇彩)

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どうやら人間はモノを集めたくなるイキモノらしい。(笑)ワタシの場合はギターかな。いままで29本購入し、現在では10本のギターが所狭しとリビングとワタシの部屋に並んでいる。♪

 

さて、この本。「著者は建築家宮脇檀の長女。著名な父の思い出を娘が語るという本は無数にあるが、本書がユニークなのは、父のコレクションした名作椅子を一方の主役に据え、椅子とのかかわりで父その人を浮かび上がらせている点だ」そのエッセンスを紹介しよう。

 
宮脇家にある椅子は、すべて違う椅子だと言ったら驚かれるでしょうか。父は、二十世紀名作椅子のコレクターだったのです。ダイニング用の椅子も、我が家ではみんなバラバラです。狭い我が家は椅子で占領されていました。男はコレクションをしたがるもの、自分のハーレムが欲しいのだ」と父は言っていました。それにしても父のコレクションは多岐にわたっていたのです。世界中の地図はガイドブック、民芸小物、遺跡や建築物の「かけら」しかし、一番のコレクションは何といっても「椅子」です。
 

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何かお祝いがあれば一脚買い、後になると買うために何かお祝いを作り出すなんてことをしながら増えていったのだそうです。最盛期には200脚を数えるまでになったのです。
 
「椅子は座りよければよいすか」父のエッセイの題名です。どの椅子が一番座りやすいですか」これほど答えにくい質問は無かったと言っていました。
 
座りやすさはもちろんですが、父は造形のプロ、建築家です。椅子自体の美しさも評価の大きなポイント。そして多くの椅子を知っているだけに、それぞれの良さや欠点だって知っています。だから答えるのが難しい。どの女性が一番いい女ですかって聞かれたたら、困るだろ」だそうです。

 

椅子には全く興味がなかったけど、この本を見て愛用の椅子が欲しくなりました。(笑)オススメ、いや、『イス』スメです。(笑)(・∀・) ♪

 

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「学校の「当たり前」をやめた。生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革」(工藤勇一)

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この本はビックリした!!!スゴいわ!東京のど真ん中に学校の常識をみんなひっくり返している公立中学校長がいるとは!(゜o゜;!!!

宿題は必要ない。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。多くの全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求する、千代田区麹町中学校工藤勇一校長。自ら学習し、将来を切り拓く力は「自律」。大人が手を掛けすぎて、挙句の果てに、何でも他人のせいにするようなことにならないよう、中1から中3までの授業や行事を組みかえる。生徒や保護者に強く支持される学校づくりの全貌がここに」そのエッセンスを紹介しよう。


「服装頭髪指導を行わない」「宿題を出さない」「中間・期末テストの全廃」「固定担任制の廃止」「運動会の「クラス対抗」も使徒自身が廃止」などがありますが、初めて聞く方は、おそらくびっくりされると思います。



「目的と手段を取り違えない」「上位目標を忘れない」「自律のための教育を大切にする」こうしたいくつかの基本的な考え方を大切にして、多くの学校で「当たり前」とされてきたことについて、見直しを続けてきました。それはある意味、私にとっても、自分自身の教師としての習慣や考え方をそぎ取る作業でもありました。


学校は何のためにあるのかー。学校は子どもたちが「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにあると私は考えます。そのためには、子どもたちには「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する資質」すなわち「自律」する力を身に着けさせていく必要があります。社会がますます目まぐるしく変化する今だからこそ、私はこの「教育の原点」に立ち返らないといけないと考えています。

「宿題」ーただ「こなす」だけになっていませんか

目的は「子どもの学力を高めること」「学習習慣を付けること」ですが、本当にその目的は達成されているのでしょうか。すでに分かっていう生徒にとっては、宿題は無駄な作業で、分からない生徒にとっては重荷になっているように思います。宿題を出すのであれば教師は「分からないところをやっておいで」と声掛けしなければいけないはずです。教員が宿題を出すのは子どもたちの『関心・意欲・態度』を測り、評価(通知表)の資料とするためではないですか。もっと私たちは専門性を発揮しないといけない。

・私は、学校でしっかりと勉強をして、家では、好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、スポーツをしたり、あるいは、ぼんやりと思索する時間の方がよほど有意義だと思っています。そうした時間の中で、自分自身の内面や思考が整理され、大切なことに気付いたり、思い付いたりすることは、たくさんあるに違いありません。

・本校では「全員担任制」を採用しています。参考にしたのは「チーム医療」の考え方です。患者にとて、最も適切な医療を行うために、心のケアや、専門性の高い処置を行う病院の取り組みは、学校に置き換えると、すべての子どもに最善の手立てを、学校全体で取るという姿になります。



・本校の最上位目標「すべての子どもたちは「世の中でまんざらでもない!大人って結構素敵だ!」と思える学校」やや砕けた表現ですが、小難しい専門用語よりは、はるかにシンプルで分かりやすく、保護者の方々にも支持してもらっています。


「学校の当たり前を疑う」!いいね!(・∀・)イイネ!! 時代の変化とともに常識を疑おう!「信じるな、疑うな、確かめろ!!」オススメです。(・∀・)

 

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