「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

MUSIC〜「酒場のギター弾き」流し in「俺の魚を食ってみろ!!神田南店」

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2019年5月28日〜30日

俺の魚を食ってみろ!!神田南店 5周年感謝祭
千代田区鍛冶町1丁目3−8 楽楽ビル1F~3F

050-5593-9553 17:00~23:30 日祝休

 
「テルさーん!ギター持ってきて「流し」やってくださいよー!周年記念イベントがありますんでっ!」
 
という依頼が最近多くなってます。はい、はーい、行きますよ〜!ビールが飲めればどこでも行きますよー!♫(笑)
 

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ということでココ!うおー!(魚)(笑)以前から行きたかった店でしたー!
 

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対象のドリンク100円!だって!ギョッ(魚)!(笑)
 

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限定メニューがナントモ、うれしいっ!安いっ!
 

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♪〜サイコロ転がし〜♪ テーブルごとのお通しが決まる!これ、お通しよ!!!すごすぎるっ!!!
 

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名物の「玉手箱」いや〜見せるね〜!さあ、そしていつの間にか始まった流しタイム!!!♪
 
今日歌われた歌
 
「ひとり咲き」「万里の河」(チャゲ&飛鳥)「酒と泪と男と女」「時代おくれ」(河島英五)「天使も夢みる」「私の青い鳥」(桜田淳子)「せんせい」(森昌子)「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」(尾崎豊)「木蘭の涙」(スターダスト・レビュー)「もくせいの花」(デューク・エイセス)「振り向かないで」(ハニー・ナイツ)「魚屋のおっさんの歌」「初体験の歌」「空飛ぶ円盤の歌」(あのねのね)「神田川」「22才の別れ」(かぐや姫)「いちご白書をもう一度」(バンバン)「巡恋歌」(長渕剛)「時の過ぎ行くままに」(沢田研二)「新しい空」(小出正則)「時代遅れの恋人たち」(中村雅俊)「さらば涙といおう」(森田健作)「ブルーシャトー」(ブルー・コメッツ)心もよう」「少年時代」「夢の中へ」(井上陽水)「ワインレッドの心」「恋の予感」(安全地帯)「大阪で生まれた女」(BORO)「初恋」(村下孝蔵)「贈る言葉」(海援隊)「長崎は今日も雨だった」(内山田洋とクールファイブ)「精霊流し」(グレープ)「失恋レストラン」(清水健太郎)「なごり雪」(イルカ)などなど……。
 
写真を撮る間もないまま、大盛り上がり、喜んでいただきました〜!歌っているときがイチバン幸せ〜!♪ ありがとうございました〜!♪(・∀・)♪

「このよで いちばん はやいのは」(ロバート・フローマン)

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このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)

このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)

 

この絵本の表紙をみて「ウサギとカメ」を思い出すよね。

そうタイトルも「この世でイチバン早いのはなんだろう」というハナシなんだけど。

 

「さて何でしょう?一番速いのは光?いえいえ、光より速いものがまだある意外な答えが、絵本の中で待っている」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
「はやい」ってなんだろう。
ウサギははやいかな。たしかにカメよりははやい。
でもツバメよりはおそい。
「はやい」とか「おそい」っていうのはなにかにくらべて 
いえることだね。
 
ウサギとイヌとウマとダチョウとネコとカモシカと人間が、ヨーイ、ドン」で100メートル競争をしたら。だれがいちばんはやいか、わかるかな。
 
そういちばんはカモシカだ。
 
チータバショウカジキ(マグロ)ハリオアマツバメ、新幹線、競争用自動車、ジェット旅客機、音、地球が回っている速さ、人工衛星や宇宙船、地球が太陽の周りを回っている速さ、ひかり……と続いて……。
 
そのひかりよりもっとはやいものがある、想像力
 
宇宙の果にある星にも
何百年先の未来の国へも
田舎のおじいちゃんやおばあちゃんの家へも
間の想像力の翼を仕えば、一瞬のうちに行くことができる。
そう、この世でいちばんはやいのは、私たちの想像力
 
最後のページのメッセージが感動するっ!人間ってスゴい!想像力ってスゴいっ!!

 

ページを読み進めながらワクワクする。親子で楽しめる。オススメです。(・∀・)♫

 

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このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)

このよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)

 

 

「まんがでわかる 稲盛和夫 フィロソフィ」(監修 稲盛和夫 まんが 小山鹿梨子)

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まんがでわかる 稲盛和夫フィロソフィ

まんがでわかる 稲盛和夫フィロソフィ

  • 作者:稲盛和夫
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2020/01/23
  • メディア: Kindle
 
東京ドームや神宮に行って、いつも思うのはビールの売り子同じビールでも売れる子とそうでない子がいるよね。確かに買う立場になってみると、より可愛い子、元気いい子、さわやかな子から買いたいと思うよね〜!(笑)(・∀・)
 
さてこの本。主人公の女子大生のビールの売り子の働きぶりを通して、日本を代表する経営者・稲盛和夫氏の『生き方』『働き方』『京セラフィロソフィ』などの著書に書かれた稲盛哲学のエッセンスをまんがでわかりやすく学べる一冊。そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
人生には2つ目の目に見えない大きな力が働いているという。一つは「運命」。人が生まれつき持つもので、自分の意志を超えて人生を導く力のことだ。もう一つは因果応報の法則」。善いことをすればいい結果、悪いことをすれば悪い結果を得るという原因と結果を結ぶ力だ。どちらかというと因果応報の法則の方が運命の力より強いそのため、善いことをすれば、運命をよい方向に変えることができる。ただし、すぐにいい結果が出るとは限らない。20〜30年という長い時間が必要になる場合もある。結果をすぐに期待せず、地道に善行を続ける忍耐も大事だ。
 
人の行いの中で最も美しく尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為です。…誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心を持っています。…私たちは、仲間のための尽くすという同志としてのつながりを持って、みんなのために努力を惜しまなかったからこそ、素晴らしい集団を築くことができたのです。
 
どんなに小さなことでも積極的に取り組み、問題意識を持って、現状に工夫、改良を加えていこうとう気持を持って取り組んだ人とそうでない人とでは、長い間には驚くほどの差が生まれるのです。…毎日、少しの創意と工夫と上乗せして、今日は昨日よりもわずかなりとも前へ進む。…よくありたいという「思い」こそが、仕事や人生では何より大事であり、真の創造の近づく秘訣でもあるのです。
 
・仕事に対して「ベストを尽くせばいい」と考える人は多い。だが、稲森氏によれば、目指すべきはパーフェクト。製品は、たとえ数%のミスでも命取り。材料や工程にかけた努力が全部無駄になり、会社や顧客に迷惑をかけてしまう。ベストを尽くすだけでは完璧な製品をつくることができない。パーフェクトを目指すには「真面目に一生懸命」仕事に打ち込むことが必要だ。仕事を好きになり、好きという情熱で自ら燃える。そのエネルギーで地道に努力を続ける。些細で単純な仕事でも、昨日よりも少しでもよいものをつくる思いで創意工夫を重ねるのだ。。こうした小さな積み重ねが「手の切れるような製品」を生み出す。仕事に打ち込むともう一つ大事な効果がある。それは人格が高まり、心が美しくなることだ。
 
われわれは、必然性があってこの宇宙に存在しているこの宇宙がわれわれの存在を認めている。われわれの人生とは、そのくらい価値のある偉大なものなのだ。そう思わなけれがなりません。…その意義のある人生の中で、一日一日をどのくらい真剣に生きるのか。それが、われわれ人間の価値をつくっていくのだと私は考えます。
 
京セラでは研究開発の成功の確率が100%だという。成功の秘訣は、成功するまで諦めないこと。そのために必要なのは熱意と執念失敗を人や組織のせいにして安易な道を選ぶのではなく、ひたすら粘り続け、絶対にやり遂げようという闘志を持ち続けれることだ。その姿勢は、狩猟民族が獲物の足跡を見つけたら、野山を何日も延々と置い続ける様に近い。

 

読みやすく、入りやすいんだけど実は奥が深い。いいねえ。稲盛さんは仏教の教えがベースになっているよね。オススメです。(・∀・)!

 

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まんがでわかる 稲盛和夫フィロソフィ

まんがでわかる 稲盛和夫フィロソフィ

  • 作者:稲盛和夫
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2020/01/23
  • メディア: Kindle
 

 

「G-FILE 長嶋茂雄と黒衣の参謀」(武田頼政)

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長嶋茂雄と黒衣の参謀 Gファイル

長嶋茂雄と黒衣の参謀 Gファイル

 

この本はスゴいっ!今年読んだ本の中でベスト10入り間違いなしだ!野球本の中でもナンバーワンだろう!!!(・∀・) あの長嶋監督の「メークミラクル」「メークドラマは、実は陰の立役者がいたのだっ!

 

長嶋監督の裏には、マスコミはおろかチーム内ですら限られた人間しか知らなかった、ある一人の参謀がいた―。「GCIA」なる情報機関を創設し、真の長嶋政権を実現しようとした男・河田弘道読売ジャイアンツという巨大組織の一大改革に挑んだ4年間の記録」そのエッセンスを紹介しよう。


・今から十年以上前、河田弘道東京読売巨人軍の内懐に足場をかため、まさに死闘を演じた。それは紛れもない事実なのだ。河田の手もとには、その四年間の記録がある。それはA5版で5千枚にもおよぶレポートの束で、シーズンごとに日を追ってファイルに綴じてある。河田はそれらのうち、長嶋に提出したものを「G-FILE」と称して大切に保管してきた。そこに記されているのは、曖昧な誇張や抽象的な英雄伝説ではなく、まして妄想にかられた虚言などでもない。人々の群れのなかに降臨した「長嶋茂雄」というひときわ輝く栄光と、彼に仕えた河田弘道という男の血みどろの闘いを記録した一遍の冒険譚、あるいは奇跡の物語だ。つまりこのGファイルは隠された史実にもとづく「福音書」なのである。94年の「メークミラクル」も、そして96年のメークドラマも、決して偶然の産物ではなかったのだ。


・河田のチームのなかでも肩書は「編成本部付アドバイザー兼監督補佐」である。しかし、当時の巨人軍関係者の中で河田の存在を知る者は、長嶋をはじめとする数人の球団幹部、読売新聞社社長(当時)の渡邉恒雄とその側近だけという、ほんの一握りしかいなかった


・96年から2年間、巨人軍代表をつとめた深谷尚徳(よしのり)は、当時の河田を知るひとりだ。「あのときの長嶋采配を支えていたのは、じつは河田君だったんです。以前、西武の堤義明オーナーの下にいたことがあったせいか、その情報収集力と分析力には凄まじいものがあった。シーズン中に長嶋監督に毎日提出されていた報告書を初めて読んだとき、私はその内容の緻密さに圧倒されましたよ。選手とコーチひとりひとりをよく分析していて、監督の采配そのものも評価の対象になっていた。しかも長嶋の陰にまわって決して表にでてこずに戦略戦術を考える知恵者だった。ああいうタイプの人間は巨人軍どころか日本の球界では初めてですよ」



・「世界の競技スポーツ界は、1984年のロス五輪で大きく変貌したのですが、日本はこの流れからすっかり取り残されています。個人競技スポーツもチームスポーツも、ひとりの指導者や管理者がすべてをやらなければならないような時代はもう過去のことです。米国では、マネージャー、弁護士、担当医、テクニカルコーチ、スポーツ心理学者、トレーナーなどがチームを組んでひとりのアスリートを一級の商品に仕上げていくんです。同じように大リーグ、NBANFLなどの球技でもプロのエキスパートをそろえて徹底した分業体制を敷いている。日本では考えられないことじゃありませんか」

・「負けるケンカは絶対しないというのは当時も今もわたくしの人生の鉄則です。『やる』と決めて飛び出すのは、勝算70%のファクトを得られたときです。80%だったらマッチベター、90%だったらエクセレントです。しかしそれが整うまでは何年でも堪え忍びます。それがわたくしの生き方です」

・河田は得られた情報をもとにいまのジャイアンツが抱える問題点を大きく3つに仕分けした。

まず第一に現場とフロントの意思疎通ができていない。その証拠に得点力が足らないのに、スラッガーがいない。戦力として本当に現場が欲しがっているはずの選手が獲得できていないため、戦列のバランスを欠いていた。これは現場のニーズを把握しないフロントが、名実とともに誰もが知る選手としか契約を交わしてこなかったからだ。そこには組織の資金力を背景にしたルーズな体質があった。地方に埋もれている無名のアマチュア選手を発掘し、経費を切り詰めながら実績をあげてきた西武ライオンズと比べてみればそれはお粗末としかいいようがなかった。

二つ目は、選手のメンテナンスの立ちおくれだ。ケガは未然に防ぐか出場させながら治すという米国のスポーツ医療の常識からすれば考えられないことだった。

三つ目は情報管理の不徹底だ。機密保持という感覚がないのか、フロント人事や幹部会での決定事項などが、開けっぱなしの蛇口のように漏れた。チームの首脳陣による選手をくさすような発言で紙面を騒がせたりもした。

河田はこれらから考えて、要するにジャイアンツには勝利へのコンセプトなどまったくないと断定した。伝統のあるチームなのに、しっかりしたシステムが確立していないということは全体をひとつに束ねる強いリーダーが存在していなかったことを意味する。つまり選手それぞれの能力は球界第一だが、勝利を奪い取る強い意志とと態勢がすっかりうしなわれていたのだ。だから「選手のメンテナンスを確立し、組織管理を強化すれば、このチームは必ず結果が出る」これが河田の得た結論だった。しかし大きな問題が残されていた。長嶋の夢の実現は長嶋茂雄をいかにしてコンセプトを持った絶対的なリーダーに変貌させるか」という、ただこの一事にかかっているといってもよかったのだ。長嶋をどう変えたらいいのかー。

大理石の柱を撫でたときのように冷ややかで起伏がなく、見上げて関心はするけれど、一緒にいたいとは思わない。石造りの巨大モニュメント、それが父親としての長嶋茂雄である

・(長嶋)「ぼくは、家族のことなんて考えたことはなかった。野球がすべてです。そうでなければぼくはこの世界でここまでやってこられませんでしたから」

 

(河田)「じゃあどうして監督は結婚なさったんですか。一茂はずっと父親を必要としていましたよ。お母さんじゃないんです。本当に欲しがっているのはお父さんだったんですよ。大変僭越ですけど、わたくしこの際申し上げさせてもらいます。監督「家族」というチームをまとめられない人が、読売巨人軍というチームを指揮官としてどうやってまとめていけますか。いつまで長嶋茂雄を演じつづけるおつもりなんですか。身体が動けなくなったらいったいどこにお帰りになるんですか。家庭しかないんじゃなんですか」

・長嶋は、川上のつくりあげた組織は、人間性を否定したうえになり立つ、いわば「恐怖と統制の総和」だったと断じ、長嶋巨人の組織編成は、それを真っ向から否定するものになった。長嶋が河田を引き入れた真意は、米国流の「自立と自由」を掲げた新たなる秩序を導入し、川上がつくりあげた以上の強大な戦闘集団をつくりあげることにある。その意を額面通り受け取った河田が示したことは、ジャイアンツの「創造的破壊」である。


東京読売巨人軍という組織に巣くった悪性細胞は、もはや自然緩解や自浄を期待できない。硬縮した組織は排除するほかなく、病変部が全身に及んでいるならば、自己壊滅しか手立てはない。けれどもそれは魂の死ではない。改革の意志を力強く温存し、再生のために一時的に肉体を失うだけである。まさにそれこそが巨人軍再生計画の第二段階「創造的破壊」なのである。


「最先端の医療手技PNFの効用」「野村克也との戦い」「巨人軍再建計画案」など。なぜこれだけの本が知られていなかったのだろう。ビジネス界でも使えるアイデアが満載!超オススメです!(・∀・)♪

 

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長嶋茂雄と黒衣の参謀 Gファイル

長嶋茂雄と黒衣の参謀 Gファイル

 

 

「ん」まであるく(谷川俊太郎)

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「ん」まであるく

「ん」まであるく

 

ワタシの好きな詩人、谷川俊太郎さん。なかでも小室等さんとの共作「プロテストソング」をはじめとする歌は十代の頃とても影響を受けた。その証拠に詞と曲は全部覚えている。♪

 

さてこの本。「詩人・谷川俊太郎が自らを語ったエッセイ集。生い立ちや身辺についてのほか、「私」「子ども」「老いと死」「女と男」などのテーマをめぐる文章を収録」

そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
考えることで人間はひとつの場所から他の場所へと動くそれは他人の眼にもうつるはっきりした行動の形をとることもあるが、他人の眼には静止としか見えてない場合にも、考えることで人間は或る具体的な決断をしながら動いているはずであり、その動きはたとえごく僅かなものであれ、いつかは何かの形で他人に伝わるものだろうと思う。そのような動きを伴わぬ考えは、考えと呼ぶことができぬだろう。
 
 
・立派な鼻をもっているわけではないのだが、私は匂いに心を動かされることが多い。幼い頃の思い出も、匂いにむすびついたものが、いちばん官能的でもの悲しい。視覚や聴覚や触覚などの他の感覚に比べて、嗅覚はほのかで、とらえ難い。それは私の内部のもっとも暗いところ、未分化なところに訴えかけてくるように思われる。匂いはそれを感ずる時間が瞬間的であればあるほど、私の中に得体のしれぬものを呼び覚ます。
 
 
素裸になってしまうと、誰が誰だか分からなくなるってことなのです。髪の色も、体のいろいろなところの形もそれぞれにちがうのだけれど、着ものを着てるととても個性的に見えていた顔立ちが、裸だとそう個性的に見えないのです。紹介された時に、どうやら無意識のうちに顔と着てるものとをむすびつけて覚えていらしいんですね。つまり、着てるものもその人の広い意味での顔の一部だったわけです。
 
 
木はどんな木でも、みんないいな。空を衝く大樹ばかりが木じゃない。ひょろひょろの若木もかわいいし、町中の埃をかぶってちぢこまった気もいじらしい。枯木にだって威厳がある。切り出されて地面にころがっている丸太だって、痛々しい気持もするけど、いい匂いがしてぼくは好きです。それから木陰ってのがまたすてきなんだな。木に甘えちゃう。木に頼っちゃうって感じね。
 
 
「住む」ということばが、「澄む」と同根であると知ったとき、おどろきとともに一種の安らぎを感じたのを覚えている。あちこち動き回るものが一つところに定着することと、浮遊物が沈んで静止し、気体や液体が透明になることは、たしかに意味の上でよく似ているが、それがそのまま或る場所で生活するということにむすぶつくのは、やはりわれわれがおおもとで農耕定住の民であるからだろう。
 
やっぱり谷川さんの視点は実にユニークだね。オススメです。(・∀・)♪

 

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「ん」まであるく

「ん」まであるく

 

 




 

「終わらない夜」(セーラ・L・トムソン)

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終わらない夜

終わらない夜

 

この絵本はスゴい!惹き込まれれる!まるでメビウスの輪現実と夢を、この世とあの世ををそのまま絵にしたような不思議な感覚になる!

 

「想像してごらん。誰もいない廊下の奥から不思議な電車がやってきて、あなたを冒険の旅へつれだしてしまう、そんな夜を…。カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、眠りとめざめのあいだの時間。想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ」

 

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ベッドの上で遊んでいたら、いつの間にか空を飛んでいた……。

 

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満月の夜の雲がいつの間にか人間に見えてしまうことってあるよね……。

 

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空を飛ぶ夢、落ちる夢、猛烈なスピードで走る夢って見るよね……。

 

夜はそのまま朝につながり、そしてまた夜になるのかも……そう、夜は終わらない……。オススメです。(・∀・)♪

 

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終わらない夜

終わらない夜

 

 

MUSIC〜「酒場のギター弾き」流し in「呑吉」(十日市場)

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生ビール(中)500円 もつ煮込み 480円

呑吉(のんきち)
横浜市緑区十日市場町899 045-500-9539  
11:30〜14:00(火曜日〜土曜日)、17:00~23:00
日、第3月休

友人ご夫婦が先月、横浜の十日市場に念願の居酒屋をオープンしました!その名も「呑吉(のんきち)」呑ん兵衛には響く店名っ!(笑)

 

とはいっても横浜は広い。金沢文庫からは遠いっ!開店お祝いになかなか行けない!

新幹線に乗るタイミングで行ってまいりました!

 

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まずは生ビール(中)500円。なによりウレシイのはキンキンに冷えたビールグラス!このどっしりした形状もいいっ!

 

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まずは「煮込み部」のワタシとしては一番人気の「もつ煮込み」480円。これはウマい!これ、これ、このボリュームよ!通常の倍くらいあるよー!

 

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黒七味がウレシイよね〜。お刺身盛り合わせもこの厚み、この量!鮮度バツグンっ!

 

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いたるところに「隠れニャンコ」がいる。しかも黒ニャン!猫好きにはタマリマセン!

 

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そして21時〜はカラオケが解禁!モーリスのサンバーストのアコギもある。突如「流し」を依頼されました!♪

 

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歌詞はカラオケの画面で!

 

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巡恋歌」「乾杯」(長渕剛)「なごり雪」(イルカ)「田園」(玉置浩二)「シェリー」(尾崎豊)「少年時代」「心もよう」(井上陽水)「ワインレッドの心」「恋の予感」(安全地帯)「ラブストーリーは突然に」「言葉にできない」(小田和正)などなど。

 

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お礼にオリジナルブランド焼酎ボトル、もらっちゃいましたー!ありがとうございます!こりゃ、通わなけりゃいけないじゃん!(笑)

 

 

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佳ちゃん、マスター、ごちそうさまでした!夢を実現してよかったですね〜!料理も雰囲気も素晴らしい!♫ また来ますねー!新幹線に乗る方、ちょっと遠回りして寄って下さい。超オススメですよ〜!♪ (・∀・)

 

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